縁起を担いで春財布を新調・・・

　先週金曜日、県北の「見守り隊」が来てくれたので、赤穂へショッピングに。久しぶりの晴天だが風が冷たくて、また冬が逆戻りしたかと思うほどだった。
　今回はイオン店内で全部間に合うモノばかり。一番の目的は縁起を担いで春財布を買うこと。財布売り場にはたくさんあって選ぶのが大変。昨今はキャッシュレス化の時代、現金はあまり持たない人が多いからコンパクトな財布が流行りとか。
　財布売り場をあちこち歩き回って、３人の意見が一致したのに決定。色は薄いラベンダー色、大きさや形もよし。もちろん値段もそこそこで、すべてがお気に入り、ラッキー！
　次は体温計のボタン電池の使用期限が2025年１月となっているから、予備の電池を、ついでにA４コピー用紙が残り少なくなったから250枚入りを買った。そして薬局で糸ようじ（100本入り）を買う。高齢になると歯のすき間が広くなって、糸ようじがなくてはダメなのだ。
　そして最後は100均のキャンドゥへ。ここでは浴用タオルと握力を鍛える器具と、その他あれこれ10個ほど買った。１時間ちょっと歩き回ったので疲れたが、２人のお供がいてくれるから心強い。いくらヨボヨボのババでも女だネ、やっぱりショッピングは楽しい。

　もう一つの楽しみはランチだ。今日は「たいの鯛」のお寿司と決めていた。ここはオープン当初からちょっと高級な回転寿司だったが、今はすっかり変わっている。カウンター前の横並びの椅子は少しだけ、あとは８人くらい座れるテーブル席と座敷とに仕切られている。これだと他の客と顔を合わせないですむからいい。
　テーブルごとにタッチパネル式のタブレットが置いてあり、好きなモノを選んで注文すると新幹線が運んでくる。知らないからモタモタしていると店員さんが代わって注文してくれた。
　お皿を取ったら新幹線を戻さなければならないのにそのまま。「ボタンを押してください」と言われて見ると、新幹線は私たちのところに停車したまま、あわててボタンを押す。新しいシステムに恥をかきっぱなしだ。
　にぎり寿司セットに、穴子１本焼きと生サーモンを追加。焼き穴子は１皿550円、噛まなくていいほど柔らかくて、適当に脂がのって美味しかった。さすが！　この店も値上げラッシュの波に乗って、どれも結構な値がついている。まあ味の良さで納得するが、そう度々は来られない。昔の値段を気にせずたらふく食べられた安価な回転寿司が懐かしい。


　
　終わってレジへ、ここもまた変わっている。タブレット画面に品名と価格が表示されていて、「こちらでお間違いありませんか？」と聞かれる。精算機に紙幣を入れるとおつりが出てくるのは地元のスーパーと同じだ。最近はどこへ行っても新しいシステムで、知らないから恥をかくことが多い。
　帰宅して、財布の中身を入れ替えていると、「ご縁がありますように」と親友たちが５円玉を入れてくれた。叶わぬ願いとわかってはいるが、私も金運に恵まれますようにと祈った。