「ヤクルト愛の車いす」チャリティーセール・・・

　岡山市の後楽園で、夜の園内をライトアップする秋の幻想庭園が18日から始まった。若かりし頃、市内に住んでいたことがあり、四季折々、美しい景色を魅せる後楽園へは何度も訪れたが、ライトアップされた烏城や庭園は見たことがない。一度見たかったなあ！

　芝生などに並べた和傘200本が色とりどりの照明で照らされ、幻想的なムードとか。

　１週間ほど前、オートロックのインターホンがなった。出ると「ヤクルトレディの〇〇です。愛の車いすチャリティーセールを行っておりまして、ご協力をお願いできればと…」と。「寄付ですか？　１口いくら？」と尋ねたが、インターホンでは話がよく聞こえない。とりあえず上がってもらうことにしてロックを解除した。
　２人のヤクルトレディが首からぶら下げた社員証を示し、詳細を説明。１口いくらという寄付ではなく、「ヤクルト１セット1000円」を購入してもらったら、その内のいくらかを寄付することになっているという。
　渡された紙袋には「ヤクルト400LT７本パック、他にも２種類３本ずつ計６本」が入っていた。ヤクルトはもう何十年も買ったことがないので値段は知らないが、まあこれで1000円なら納得できる。久しぶりに飲んだけど、甘くて美味しかったわ。
　この「ヤクルト愛の車いす」チャリティーセールは、岡山県内のヤクルト販売株式会社３社のヤクルトレディにより実施されているそうで、今までの47年間で岡山県社会福祉協議会へ寄託した車いすは、累計で2408台になったとか。知らなかったなあ！　
　私も近い将来、福祉施設に入所し車椅子を利用することになるかも…。そう思って協力したのである。同じ寄付でも、お金を寄付するだけというのより、それなりの商品付きだったら得した気分になるわ。　
　その翌日、新聞で「ヤクルト本社は、2022年９月中間決算は売上高が前年同期比14.7%増の2327億円、最終的なもうけを示す純利益が5.2%増の269億円で、いずれも過去最高だった」という記事を見た。同社は栄養ドリンク「タフマン」など清涼飲料48品目を11月に値上げしたが、「ヤクルト」シリーズなど乳製品は据え置いた。当面の値上げは考えていないという。何でもかんで値上げする今、このニュースはいいネ！
　そういえばイオンも、プライベートブランド（PB）「トップバリュ」の食料品と日用品約5000品目のうち３品を値上げし、それ以外の大半の価格を維持していくことを明らかにした。その大きな理由としては、PBであることと巨大な販売網が構築されていることが挙げられるという。どこもかしこも一斉に値上げするなかで、値上げしないという企業は目立つ。他社と横並びではなく、独自の経営戦略が功を奏したということだろう。「損して得取れ」だろうね。
　
　余談だが、１週間ほど前、親友がマイナンバーカードを申請、イオンカードをマイナポイント事業に登録したそうだ。すると対象期間中に累計２万円の買い物（あるいはチャージ）をすると、マイナポイントの25％還元で5000ポイントがプラスされるそうだ。
　イオンカードは家族カードでも申し込める。主人が本会員カードでマイナポイントを申し込み、奥さんが家族カードでマイナポイントを申し込むと、２人がそれぞれ20000円の買い物をすれば１人5000円ずつ、２人併せて10000円分の還元を受けることができるという。彼女はすごく得したと喜んでいたよ。さすがイオン、太っ腹だネ！