つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

キャッシュレス化時代の財布・・・

2025-01-24 | 私事ですが

 お天気がいいから猫ちゃんも日向ぼっこ。この家の人がエサをやるから倉庫に住み着いてしまったらしい。この野良ちゃんは昨年、何匹か子猫が一緒だったが今はいない。どこへ行ったのかな?

 このクロちゃんも野良猫だ。この家の人がエサをやるので、いつもこの辺りにいる。この寒空に、どこで夜を明かしているのかしら? 「猫はコタツで丸くなる」というが可哀そうに…。

 財布が古くなってきたから、今年は春財布を買おうかな。だが世はキャッシュレス化時代、最近はQRコード決済がほとんどだそうで、「スマホが財布の代わり」という人は20代で92%、60代でも56%もいるとか。
 しかし完全なキャッシュレス化ではないし、私のようにスマホを持たない現金派はやはり財布が必要だ。最近は財布の形も大きさもだいぶ変わってきて、昔のような長財布でなく、薄くてコンパクトな財布が流行らしい。私はお札が入る二つ折りの小さめの財布が欲しい。
 私だって一応キャッシュレス化しているが、昔人間だから財布を持たなければ何となく心もとない気がする。
 昨年7月に、20年ぶりに紙幣が刷新されて、1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一へ、5千円札は樋口一葉から津田梅子へ、千円札は野口英世から北里柴三郎へと変わった。新1万円札はお祝い用に両替したから知っているが、私は5千円札と千円札にはまだ一度もお目にかかっていない。
 というのは毎月の支払いはすべて口座振替。唯一持っているクレジットカードは病院と美容院、Amazonで買い物をするときだけ使う。コープやヨシケイを利用しているからスーパーへも行かない。現金を使う機会がないので、いまでも財布には旧紙幣が入ってままだ。

 先日、姪の三男坊が保育士の国家試験を取得したと電話があり、「じゃあ、お祝いは北里柴三郎さん5枚にしようか?」「ほんと、ありがとう!」と嬉しそうな声。「津田梅子さんは?」「いや、北里さんがいい!」という。どうも話が合わない。「1万円札は誰か知ってる?」と聞くと「ウーン、諭吉さん?」という。気の毒に1万円札とは縁のない生活をしているからか、彼は北里柴三郎さんを1万円札だと思っていたらしい。大笑い!
 まあ無理もない。給料は銀行へ振り込まれるし、その口座から家賃や公共料金などが落ちる。普段の買い物はすべてスマホのQRコード決済だ。「スマホが財布の代わり」という若い人は紙幣を持たないから、お札の顔が誰かなんて、まったく興味がないらしい。今どきの若者は現金で買い物なんてダサい ってよ! 笑われるだろうが、「あーあ、昔は良かったねえ!」

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2 コメント

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Unknown (千菊丸)
2025-01-24 13:39:06
わたしは現金払い派なので、財布は必要ですね。
母から譲り受けたルイ・ヴィトンの財布を使っていますが、丈夫なので重宝しています。
災害時にはスマホやクレジット決済ができないので、現金はある程度必要ですね。
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野良猫クロちゃん毛並みは立派 (sirousagi gamanoho)
2025-01-24 16:37:43
素敵なお気に入り「財布」に現金が舞い込む?

 世の中の不条理を痛烈批判の記事に 
何時も溜飲が下がる思いのsirousagiですが
本日のようなユーモアセンスきらりの文章には
降参です。
若者と老女の掛け合いが秀逸!面白すぎます。
こんなやり取り信頼関係があってこそ、好いですね
姪御さんの子供さんたちとの微笑ましい関係が
何時までも続きますように。
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