昨日、「大激論!ニッポンの真相」という、関口宏の司会で、ハマコーさんを始め、各分野から識者を集めて意見を交わすテレビ番組があった。
ホリエモンについての議論は、もう出尽くした感があり、格別目新しい情報もなかった。
次に取り上げられたのが、今話題の「団塊の世代」で、その団塊の世代の男性に、来年は大量の熟年離婚の危機があるというのだ。ゲストの離婚コンサルタントの女性がいうには、現在「年金分割待ち」を考える離婚予備軍が41000組いるという。来年4月から適用される厚生年金分割制度により、離婚すると妻にも夫の年金の約半分がもらえるという、新しい法律の適用を待って離婚を考えるという妻が多いとか。
一般的なモデル年金とされる、夫が厚生年金を40年納め、妻が専業主婦の場合の受け取る年金額は、夫婦で月額約233000万円である。夫婦の基礎年金がそれぞれ、66000円で、厚生年金は101000円である。その厚生年金の半分と言っても色々計算法があるらしく、結局妻がもらえる額は35000円くらいだというが、自分の基礎年金とあわせても10万円ほどである。これだけでは離婚しても、とてもではないが暮らしてはゆけまい。
テレビドラマの熟年離婚は所詮ドラマであり、手に技術も持たない女性が、60歳近くになって職を見つけるのは難しい。何でもいいというのであればないことはないが、体力を必要とする仕事が多かろう。とすれば、後何年働くことができるか、女性の平均寿命年齢まで生きるとして、どれだけの蓄えを必要とするかを考えれば、そんなに離婚がいいとも思えない。
今、「主人在宅症候群」という病気というか、ストレスというか、そういう症状を訴える妻が多いという。一時期「濡れ落ち葉」という言葉が流行ったが、今は夫が常時家にいるというだけで体調の不良を覚えるというのである。しかし、これだけの理由で離婚を考えるのは早急すぎやしないだろうか。また、離婚した夫は早死にするというデータが出ている。食事の不規則など、生活習慣が狂うと体に良くないそうである。家族を養うため、ひたすら仕事人間で生きてきて、いざ退職すると年金は半分、退職金も半分取られて離婚、これでは踏んだりけったりである。何のために頑張ってきたのかと虚しさを覚える男性が、来年はどのくらいの数になるだろうか。
ゲストのエコノミストは、離婚するものが多くなれば、別々の生活に必要な住居費などの個人消費が増えて経済効果があるというが、果たして10万円そこそこの年金で、経済効果に寄与するような生活をする人がいるかどうかは疑問である。
何とともあれ、来年の「年金分割制度」に期待して離婚を考えている妻は、自立して社会の一員として生きるからにはすべてが自己責任で、主婦である時のように、世間の風は甘くないことも自覚しなければなるまい。
女性ゲストが「熟年離婚は不幸の始まり・・・」「青い鳥はどこにもいない」と言ったが、本当かもしれない。
ホリエモンについての議論は、もう出尽くした感があり、格別目新しい情報もなかった。
次に取り上げられたのが、今話題の「団塊の世代」で、その団塊の世代の男性に、来年は大量の熟年離婚の危機があるというのだ。ゲストの離婚コンサルタントの女性がいうには、現在「年金分割待ち」を考える離婚予備軍が41000組いるという。来年4月から適用される厚生年金分割制度により、離婚すると妻にも夫の年金の約半分がもらえるという、新しい法律の適用を待って離婚を考えるという妻が多いとか。
一般的なモデル年金とされる、夫が厚生年金を40年納め、妻が専業主婦の場合の受け取る年金額は、夫婦で月額約233000万円である。夫婦の基礎年金がそれぞれ、66000円で、厚生年金は101000円である。その厚生年金の半分と言っても色々計算法があるらしく、結局妻がもらえる額は35000円くらいだというが、自分の基礎年金とあわせても10万円ほどである。これだけでは離婚しても、とてもではないが暮らしてはゆけまい。
テレビドラマの熟年離婚は所詮ドラマであり、手に技術も持たない女性が、60歳近くになって職を見つけるのは難しい。何でもいいというのであればないことはないが、体力を必要とする仕事が多かろう。とすれば、後何年働くことができるか、女性の平均寿命年齢まで生きるとして、どれだけの蓄えを必要とするかを考えれば、そんなに離婚がいいとも思えない。
今、「主人在宅症候群」という病気というか、ストレスというか、そういう症状を訴える妻が多いという。一時期「濡れ落ち葉」という言葉が流行ったが、今は夫が常時家にいるというだけで体調の不良を覚えるというのである。しかし、これだけの理由で離婚を考えるのは早急すぎやしないだろうか。また、離婚した夫は早死にするというデータが出ている。食事の不規則など、生活習慣が狂うと体に良くないそうである。家族を養うため、ひたすら仕事人間で生きてきて、いざ退職すると年金は半分、退職金も半分取られて離婚、これでは踏んだりけったりである。何のために頑張ってきたのかと虚しさを覚える男性が、来年はどのくらいの数になるだろうか。
ゲストのエコノミストは、離婚するものが多くなれば、別々の生活に必要な住居費などの個人消費が増えて経済効果があるというが、果たして10万円そこそこの年金で、経済効果に寄与するような生活をする人がいるかどうかは疑問である。
何とともあれ、来年の「年金分割制度」に期待して離婚を考えている妻は、自立して社会の一員として生きるからにはすべてが自己責任で、主婦である時のように、世間の風は甘くないことも自覚しなければなるまい。
女性ゲストが「熟年離婚は不幸の始まり・・・」「青い鳥はどこにもいない」と言ったが、本当かもしれない。
どうしても同じ家に暮らしたくなければ、別居という形があります。あるいは二階があれば上と下で別居ということもできる。
でも我慢できないのは、借金、パチンコ狂い、女性関係、それでも離婚するなとはいえません。
結婚は人生の墓場なり!夢忘れるべからず。
でも、兄は離婚しない。愛してるんだって!
夫婦もそれぞれ、もっとも私は見合い結婚です。
10のうち3っついいところがあればあとはがまんしよう、30年たって空気のような存在です。