先日来、奈良市職員の給与不正受給の問題が世間を賑わしていたが、今度は岡山県倉敷市で、病気休職中に有給休暇を挟み込むことを繰り返し、判明しているだけで5年間で26日間しか出勤せず、給与を満額受給していた市職員がいたという。
40歳代の男性職員で、心身症を理由に療養休暇をとり、1年間の休職期限が切れる直前に、「就業可能」とする医師の診断書と年間20日の有給休暇取得願を提出して復職。その後、有給休暇の期間が終わると、今度は「療養が必要」とする診断書を提出して療養休暇をとる方法で、療養休暇―休職―有給休暇を繰り返したという。記録が残る2001年度から2004年度までは1日も出勤していなかった。市の制度では、療養休暇(90日)を過ぎれば休職となり、1年間は給与が満額支給されることになっているそうである。
市は昨年7月から21日以上出勤しなければ、前後の休暇を通算するよう制度を改定したが、職員は昨年度は26日間出勤して条件をクリア。今年度に入ってからも全く出勤せず、給与を受け取っているというから、これほどの知能犯はあるまい。
奈良市では、不正受給をした例の職員を懲戒免職にする方向で早急に処分の手続きに入る考えを示したというが、この職員については、4月に不自然な休暇を繰り返している実態をつかみながら、今月まで直接の事情聴取は行っていなかった。また、半年間にわたり直接事情を聴かなかったことについても「対抗策を示して問題を解決するつもりだった。国の処分厳格化の動きも見ていた」というが、上層部は不正受給されても自分の懐が痛むわけでもなく、いまでも親方日の丸主義の公務員体質が現存しているようだ。また、新たに同部の職員2人が2004年1月以降の約2年10か月間で、それぞれ480日間と550日間の病気休暇を取得していたことも判明したという。
いずれの市役所も、なぜ長期間にわたり届を受理し続けたのか理解に苦しむ。昨年の税制改革で高齢者の住民税が大幅にアップし、年金生活者はかなりの負担増に苦しんでいるというのに、このようないい加減なことが許されるとは…。これなど氷山の一角で、まだまだ税の無駄遣いはあると思われる。
余談だが、先日、市役所へパスポートを受け取りに行ったら、ちょうど昼休みの時間だったが、食事で席をあけている者が多い一角は、ほとんど電気が消してあった。経費節減を励行しているのであろうが、体質改善がなされつつあるのはよいことである。しかし、こういう事件が起きると、また市役所への信頼が失墜する。
いかに公務員という仕事は気楽な職業であろうか、みんながなりたがるのも無理はない。我々から徴収する税金でのうのうと遊んでいる職員など、即刻首にすべきである。地方自治体には監査制度はないのだろうか。夕張市のように財政破綻したら、誰が責任取ってくれるのか、責任者出て来い<(`^´)>。
40歳代の男性職員で、心身症を理由に療養休暇をとり、1年間の休職期限が切れる直前に、「就業可能」とする医師の診断書と年間20日の有給休暇取得願を提出して復職。その後、有給休暇の期間が終わると、今度は「療養が必要」とする診断書を提出して療養休暇をとる方法で、療養休暇―休職―有給休暇を繰り返したという。記録が残る2001年度から2004年度までは1日も出勤していなかった。市の制度では、療養休暇(90日)を過ぎれば休職となり、1年間は給与が満額支給されることになっているそうである。
市は昨年7月から21日以上出勤しなければ、前後の休暇を通算するよう制度を改定したが、職員は昨年度は26日間出勤して条件をクリア。今年度に入ってからも全く出勤せず、給与を受け取っているというから、これほどの知能犯はあるまい。
奈良市では、不正受給をした例の職員を懲戒免職にする方向で早急に処分の手続きに入る考えを示したというが、この職員については、4月に不自然な休暇を繰り返している実態をつかみながら、今月まで直接の事情聴取は行っていなかった。また、半年間にわたり直接事情を聴かなかったことについても「対抗策を示して問題を解決するつもりだった。国の処分厳格化の動きも見ていた」というが、上層部は不正受給されても自分の懐が痛むわけでもなく、いまでも親方日の丸主義の公務員体質が現存しているようだ。また、新たに同部の職員2人が2004年1月以降の約2年10か月間で、それぞれ480日間と550日間の病気休暇を取得していたことも判明したという。
いずれの市役所も、なぜ長期間にわたり届を受理し続けたのか理解に苦しむ。昨年の税制改革で高齢者の住民税が大幅にアップし、年金生活者はかなりの負担増に苦しんでいるというのに、このようないい加減なことが許されるとは…。これなど氷山の一角で、まだまだ税の無駄遣いはあると思われる。
余談だが、先日、市役所へパスポートを受け取りに行ったら、ちょうど昼休みの時間だったが、食事で席をあけている者が多い一角は、ほとんど電気が消してあった。経費節減を励行しているのであろうが、体質改善がなされつつあるのはよいことである。しかし、こういう事件が起きると、また市役所への信頼が失墜する。
いかに公務員という仕事は気楽な職業であろうか、みんながなりたがるのも無理はない。我々から徴収する税金でのうのうと遊んでいる職員など、即刻首にすべきである。地方自治体には監査制度はないのだろうか。夕張市のように財政破綻したら、誰が責任取ってくれるのか、責任者出て来い<(`^´)>。
この問題は、色々おくが深く、こういう事になる状態はうっすらと分かりますが、ヤッパリ公務員は大切な税金の使い道を誤った方向には使ってもらいたくは無いですね~
すべて物事のけじめは、ちゃんと律して欲しい物です
わが岡山県の財政状態の悪さは、日本のワースト10の上位を占めるほど最悪です。倉敷市は「白壁の街」として有名なところですが、不採算の「チボリ公園」などを抱え、決して豊かな市ではないはずです。 みんながみんなこうではなく、ごく一部の人のために、非難される人達には気の毒です。