「幸せはいつも自分の心が決めるもの」というが、時には “自分は今、幸せなのかな?”と考え込んでしまうこともある。幸せの価値観は人によって違うが、私の74年間の人生で体得した教訓は「背伸びをしないで、身の丈にあった生き方をしたほうが幸せ」ということである。
自分の幸せは他人には分からないように、他人の幸せも自分には分からない。でも、だれかが言っていた。「不幸を知っている人が、一番幸せである」と…。
あるネット記事に、どんな状況に置かれても幸そうに見える人は、一体どんな考え方で生きているのか? いつでも幸せな人が“気にしない”7つのことについて書かれていた。これを読んで、自分がいかに小さい人間かを思い知らされた。肝に銘じたいことばかりである。
◆物
高価なバッグや最新の携帯、誰もがうらやむ豪邸まで“物を持つ”ことはとっても気持ちのいいことですが、“物”があなたの心まで豊かにしてくれるわけではありません。幸せな人は何を“持っているか”ではなく、何が“自分を豊かにしてくれるか”にお金を使うもの。他人と張り合うためやプライドを満たすためでなく、自分を成長させてくれる経験や、人生の価値を高めてくれるものに投資しましょう。
◆見返り
いくら他人に親切にしても、見返りを求めていてはストレスがたまるだけ。期待した感謝の言葉やお返しが手に入らず「私はこんなにしてあげたのに!」なんて気持ちが心に浮かんでくれば、せっかくの行為も台無しになってしまいます。他人のために何かをする時には見返りを求めないこと。他人のために何かをしてあげられたこと自体に満足を感じましょう。
◆周りの期待
人間なら誰でも自分が他人にどう見られているか、気になってしまう時もありますよね。しかし、他人の期待に答えようとすればするほど、心は苦しくなってしまいます。他人に求められていることに応じるのではなく、自分の心が“正しい”と思うことを選ぶだけで、心はふっと軽くなるはず。期待を裏切る勇気を持ちましょう。
◆他人からの評価
周りからの期待と同じく、周りからの“評価”を気にしすぎるのも不幸のもと。人から褒められたり評価されるのは嬉しいことですが、自分の価値までも他人からの評価に左右される必要はありません。自分の幸せの基準を他人にゆだねてしまわないで。まずは自分で自分の価値を認めてあげることから始めましょう。
◆環 境
自分の力が十分に発揮できない! なんて環境に置かれるのは、いくら考えても変えられないこと。幸せな人は、自分の実力が十分に出せないことを環境や状況のせいにしません。置かれた場所で、ベストをつくすのみ。あれがないからこれができない……これがあるから実力が出ない……と文句を言う前に、今自分にできることは何なのか考えてみて。
◆嫌いな人
人には誰でも気の合う人、気の合わない人がいるもの。中には出会うたびに愚痴を聞かされてエネルギーを吸い取られてしまうような人や、人を傷つける発言をして空気を悪くする人もいますよね。幸せな人達は、わざわざ自分と気の合わない人にエネルギーを使いません。彼らが運んでくるのはネガティブなエネルギーだけ。最低限の付き合いをしたら、そんな人達のことは放っておきましょう。
◆恨 み
「やられたら……倍返しだ!」なんて言葉が流行りましたが、他人に対する恨みや怒りを心の中にとどめておくのはあまりいいこととは言えません(ドラマは面白かったですが……)。幸せな人達は自分の中に悪い感情をとどめておかないもの。怒りを抱えて生活して、傷つくのは相手ではなくあなた自身です。いい意味で“忘れっぽい”人になりましょう。
悪感情を自分の中に持っていると、ストレスが溜まりますね。
わたしも嫌な事があるといつまでもそれを思い出してしまう悪い癖がありますが、嫌な事があっても、「あれ、そうだったっけ?」と忘れっぽくなるようにしないと・・あ、嫌な事だけは忘れっぽくしようと思いますが、重要な事はちゃんと覚えておかないといけませんね。
私自身、これらに相反しているところが多々あり、自省するとともにこれからの人生の教訓にしようと思います。
要は「人は人、自分は自分」と考えればいいのではないでしょうか。が、そうした自分の意思を貫くためには精神的に強くなければなりません。
そう、嫌な事はすぐに忘れてしまえばいいのです。それに、人様に迷惑を掛けない、いい意味での自分勝手でいいとおもいます。
自分の辛い経験からはじめて「幸」の有難さも知り、また「幸のバーの高さ」も自分で決めるもの・・と納得しました。
10万得て幸せと感じる人・1億でも不満な人
歳だけとっても「悟り」はまだまだです。
つつがなく穏やかな日々が続けば幸せ。この年になればこれ以外に何も求めることはありません。物欲はないけど食欲だけは…。
今、老後破産、老後破綻とい言葉が目に付きますが、ああいうふうにだけはなりたくありませんね。
死ぬ間際に「ああ幸せだった」と思えればそれでよしとしよう。
どんないい思いを経験しても忘れてしまってはお終いです。
嫌な経験も忘れてしまったら、同じ失敗を二度三度繰り返すことになります。
思い出が無いのは寂しいことですよ。
ボケ老人より
そうですね。いい思い出だけが残っていて、その思い出に浸りながら日々を過ごす。幸せなことですね。
幸せは人それぞれ。足腰元気でボケもせず、つつがない穏やかな日々、考えれば幸せはすぐそばにありそう…。