午前6時過ぎ、養殖筏からカキ連を引き上げる漁船が先を争うように出てゆく。
先週水曜日の10時過ぎ、固定電話が鳴った。ディスプレーには「086…」で始まる番号が表示されている。086で始まるのは岡山県内だが、心当たりがないので無視した。
翌日の午前中、今度は携帯電話に「086…」で始まる番号の電話だ。知らない番号だから無視しようと思ったが、先日の電話のこともあり、気になるので出た。「こちら○○銀行◎◎センターでございます。●●さまのお宅でしょうか?」という。〇〇は取引銀行である。
「先日、当行より日本赤十字社へご寄付頂いた件で、お電話いたしました」という女性の丁寧な物言い、これは迷惑電話ではないなあ。「実は日赤岡山支部の寄付窓口である当行本店営業部から、お宅さまの電話番号を知らせてほしいという連絡がありました。この番号を知らせてよろしいでしょうか」というので了承した。たったそれだけ、変な電話!
同日の午後、また携帯電話が鳴った。「086…」は同じだが、その後ろの番号が違う。出ると、「こちら日本赤十字社岡山県支部でございます。この度は能登半島地震へのご寄付まことにありがとうございました。受領証明書の送り先住所をおたずねしたいとお電話いたしました。また頂いたご寄付をどのように使ってほしいとか、どこか地域の指定がおありでしたらお伺いしたいのですが…」という。思いがけない電話にびっくり!
「ほんのわずかな金額なのにお恥ずかしい。寄付の証明書は不要です。またどの地域でもかまいません。困っている方へ少しでもお役に立てればと思います。お忙しい中、ご丁寧にご連絡いただきありがとうございました」と言って切った。
ゆうちょや銀行の窓口からの振込は受領書が残る。私の場合、ネットバンクの振込で送金したから受領書はない。日本赤十字社の対応ってすごいネ! いちち住所を調べて受領書を送付するのかなあ。でもあんな丁寧な電話をもらったら、また寄付したくなってくる。少しの寄付でこんなにほんわかいい気持にさせてもらったわ。ありがとう!🤩
能登半島地震でも「騙す」手段が横行しているとか
日本赤十字社の丁寧な対応に、愛子内親王様の就職先であることが!納得出来ました
些細な事でも手を抜かない真摯な取り組みに感動です。
快い記事有り難うございます。
まさかお礼を言われるなんて思ってもいませんでした。とかく事務的に処理したがるお役所ですが、日赤の電話の女性には誠意が感じられました。いいことをするというのは気持ちがいいものですね。
証明をもらえば税の申告のとき寄付控除が受けられます。所得税を払っている人は申告しましょう。