前回はベートーヴェンのソナチネ5番の出だしについて書いたのですが、ハ長調にしたとはいえ左手、原曲とはちがうものを書いていました。おっちょこちょいというのはこういうのを言うのですね。
前回の記事の左手 ドソ→シソ→ドソ
ソナチネの左手 ドミ→シファ→ドミ
実はこの左手、自信がなかったので初めは書くつもりはなかったのですよ(言い訳)。けれども大切な要素のような気がして、左手も書いておこうとどさくさにまぎれて書きました。左手も大切なハーモニーを形成するのだから、ついでというような扱いをしてはいけませんでした。反省。指摘くださったKさん、本当にありがとうございます!
ドソ、すなわち完全5度が多いと確かにきつい響きになりますね。それよりはドミのように3度のほうがやわらかい響きになります。しかし、個人的には真ん中のシファも気になりました。このシファ、おそらくもともとはソシレファからやってきた属7のような気がします。ちなみに第1型のカデンツはⅠ→Ⅴ→Ⅰなので、属7をⅤ7ととらえたら、第1型のカデンツである、ということには、変わりないのかもしれませんが(ここはあまり自信がありません)、シソよりはシファのほうが落ち着いていないので、シファからは落ち着いたドミに移りたいという力がより働きやすいといえそうですね。
和声感の見直しになりました。私も今から洗濯です(汗)
前回の記事の左手 ドソ→シソ→ドソ
ソナチネの左手 ドミ→シファ→ドミ
実はこの左手、自信がなかったので初めは書くつもりはなかったのですよ(言い訳)。けれども大切な要素のような気がして、左手も書いておこうとどさくさにまぎれて書きました。左手も大切なハーモニーを形成するのだから、ついでというような扱いをしてはいけませんでした。反省。指摘くださったKさん、本当にありがとうございます!
ドソ、すなわち完全5度が多いと確かにきつい響きになりますね。それよりはドミのように3度のほうがやわらかい響きになります。しかし、個人的には真ん中のシファも気になりました。このシファ、おそらくもともとはソシレファからやってきた属7のような気がします。ちなみに第1型のカデンツはⅠ→Ⅴ→Ⅰなので、属7をⅤ7ととらえたら、第1型のカデンツである、ということには、変わりないのかもしれませんが(ここはあまり自信がありません)、シソよりはシファのほうが落ち着いていないので、シファからは落ち着いたドミに移りたいという力がより働きやすいといえそうですね。
和声感の見直しになりました。私も今から洗濯です(汗)