いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

グランミューズコンサート

2011年02月19日 | ピアノ・音楽
P○NAコンペ入賞者のグランミューズコンサートの帰りです。(ちなみに主人は今日は出張です)

いや~凄かったですね。さすが入賞されるだけあります。プロ顔負けの演奏が次々と。
その一方、ピアノの音の幅のコントロールの難しさ(これを私が書くのもどうかとも思うのですが)と奥深さも感じました。楽器を知りつくし身体もその楽器にフィットさせることが大切かもしれませんね。
それから音楽というのは、他の芸術と比べ生理的な面が強く、身体に直接働きかける力があると感じました。耳を中心とした感覚器官から有無を言わせず刺激となって影響を与えると。意味ははっきりと分からなかったものの、身体にずしりずしりきた演奏があったのです。受け手側に見よう、読もうという意志があって初めて刺激となる美術や文学とは大きく違う面があると実感したひとときでもありました。音楽療法や胎教、また音楽を聴かせて料理をしたり野菜を育てたりするというのは大いにありだ、と思った次第です。入賞者コンサートの本筋からちょっとずれた感想かもしれませんが(汗)
多彩なプログラムに素晴らしい演奏で、頑張っている方がたくさんいらっしゃるんだと感じ、励みになりました。

ダ・ヴィンチ特別展

2011年02月19日 | 気になる場所、風景
尊敬するダ・ヴィンチの展覧会に行ってきました。明日で終わりなのでギリギリセーフです。
絵画だけではなく多方面に広く深い関心を持ったダ・ヴィンチ。人が空を飛ぶために鳥の筋肉量と比較し、胸と腕の筋肉は鳥の4分の1しかないことから考案した、飛行機、ヘリコプター、パラシュートのもととなる飛行機械、軍事、土木のために必要な滑車、自走車、測定器、チェーン、トランスミッション、ベアリング、カムなどの機械が当時作られたままに近い木製の状態で展示してありました。実際に動かして仕組みを確かめることもできました。解剖に基づいた人体の解剖図の細かいスケッチもありました。モナリザが描かれた当時の色彩は現在とかなり異なっているのですが、精密な調査の結果現れた当時の色彩でのモナリザも見ることができました。終身持ち続け、つねに直しながら完成とさせることのなかったモナリザへの彼の並々ならぬこだわりを感じました。彼には音楽の才能もありました。美声の持ち主でバイオリンの前身の楽器の演奏を得意としてました。二管のフルート、自動演奏ドラム、移動しながら演奏できる鍵盤楽器を発明していました。多方面に広く関心を持ち、それをある程度の形にしたダ・ヴィンチはとても面白く偉大な人だったと思います。
ぎりぎりでも行けてよかったです!