いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

チェルニー30番続き 他

2011年02月13日 | ピアノ・音楽
 チェルニー30番の中で今やっている曲は8番。スケールが連続してたくさん出てくる曲です。細かい音符対策です。
 チェルニー30番の中でも、4番や10番は結構好き(どちらも泉のような麗しい曲です)なのですが、8番はどちらかといえばあまり好きではない方。けれども向き合うことから得られることも多いはずと思い、火曜日から練習してきて、少しは弾けるようにはなったのですが、最後から2小節目(25小節目)の指遣いがいやらしいです。前の小節からたたきこんで覚え込んで弾こうと思っても、違う指遣いになってしまうか間違えるかのどちらか。この小節を取り出して練習したら弾けるのに、通して弾くとなぜかアウト。通しても間違えずに弾けるようになったら進歩です。

 他の曲でも「この小節が弾けるようになったら進歩だ」というところを拾ったらそういう弾きにくいところは限られるはずなのですが、曲によってはそういう弾きにくいところがとことん難しかったり、周辺にまで行きわたっている場合もあります。そういうときは、難しくてもあせらずに周辺とともに攻めていくのが確実なのでしょう。そこだけ取り出してしつこく練習したら、徐々に弾きやすくなると思います。しかし、それがヤバそうなところばかりの曲になったりすると。。。かなりの時間と忍耐力がいりそうです(汗)。

 ちなみに新たに弾きたい曲が出てきました。直感的に好きで。直感的にいいと感じ弾きたくなった曲、今までも頻繁に登場しているのですが、そういうときは他の曲で手いっぱいなことが多く、特に本番などで弾く前提がない場合は、登場したことすら忘れてしまうことが多いです。今回もそういう状況に近いです。(譜読み力がほしいです。)そういうわけで、この曲もいつの間にか聴くだけの存在になり自然消滅になるのだろうか、と思っていたのですが、無料楽譜サイトからダウンロードした結果、4ページと短くてあまり複雑ではなさそうだったので、弾けるようにしたいと思えてきました。そこでちょっくら譜読みを始めました。自然消滅しませんように。

王子ホール賞受賞披露演奏会

2011年02月11日 | ピアノ・音楽
 今日は寒かったですね、雪でしたね。しかし今日は寒さも雪も吹き飛びそうな演奏会に行ってきました。王子ホール賞受賞披露演奏会です。昨年夏に行われたP○NAコンペティションで、優秀な成績をおさめられた方たちの演奏会です。将来性に満ちた演奏家4人の演奏です。しかも今回は、G級という級で金賞をとられたM子ちゃん(すみません、そう呼ばせてください)も出られるということで、絶対に行くのだと勢いづいていました。M子ちゃんの演奏との最初の出会いは広島のN区民文化センターのピアノ開きでした。目の覚めるようなモーツァルトと情熱的なリストを弾かれ、こんなにピアノの上手なお嬢さんがいるんだと驚いた記憶があります。それから広島、東京でM子ちゃんのソロやコンチェルトの演奏を聴く機会が数回ありましたが、どの演奏も素晴らしいものでした。昨年のG級決勝(関連記事1関連記事2)も聴きに行き、広島から来られていたKさんの縁で私もいつの間にかちゃっかりとお茶に顔をださせていただいたりした思い出もあります。その直前には金賞の集中力にあふれた見事な演奏を披露されていたのですが、話をしたら本当にかわいらしいお嬢さんでした。金賞をとられたときは自分のことのようにうれしかったです。(なので相当M子ちゃん寄りの記事になっていますがご了承いただけたらと思います)
 曲目も楽しみなものばかりで始まる前からわくわくしていたのでありました。

 プログラムは以下の通りです。

A.Mさん(G級銀賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」

M.Mさん(M子ちゃんです)(G級金賞)
ショパン:マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1, 嬰ハ短調 Op.6-2、エチュード 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
リスト:バラード第2番 変ロ短調 S.171
カプースチン:「8つの演奏会用エチュード Op.40」より第8番「フィナーレ」

休憩

A.Mさん(特級銀賞)
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.760 「さすらい人幻想曲」

T.Uさん(特級グランプリ)
ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
ショパン:ピアノソナタ第2番変ロ短調 Op.35 「葬送」

 最初のA.Mさんの演奏もG級決勝で聴きました。決勝ではかっちりしたプログラムで真摯に演奏されていた印象がありますが、今日の告別もまっすぐで瑞々しく好感が持てました。
 そしてM子ちゃん。真っ赤なドレスで登場しました。マズルカ。ピアノの前に座るとたちまち変身し音楽に入り込むM子ちゃん。遠きポーランドの血がマズルカの演奏中は体全体に流れていたみたいでした。ショパンのやるせない思いも音で見事に表現していました。黒鍵もとてもきめこまやかに真珠のように美しく弾かれていました。本当に指がしなやかに動いていて驚くばかりです。そしてリストのバラード2番。大好きな曲でブログの記事にもしたことがあります(ちなみにリンク先の記事の演奏者は今日最後に演奏されたT.Uさんです)。恐れ多くも目標曲とまで書いていました(爆)。M子ちゃんは変更して弾かれた曲だということですが、一緒に演奏を聴いたAさんの話によると譜読みの期間も驚くほど短かったとか。でもM子ちゃんなら見事な演奏を披露してくれるだろう、と思っていたら、予想どおり、いや、予想以上に素晴らしいものでした。出だしの暗いところからやってきたようなどろどろアルペジオからぞくぞくしっぱなし、中間部分の光が差す部分では晴れやかにたおやかに、そして盛り上がるところでは激しくダイナミックに上り詰め、どこかに連れて行かれそうな雰囲気でした。ドラマチックな曲のドラマをとことん引きだされていたような気がします。音楽の魅力を感じ取り、その感じとった魅力をしっかりと出されていてすごいと思いました。ものすごい想像力、そして体力持久力がなければできないことだと思います。濃厚な演奏でした。そしてカプースチンのエチュード。決勝でも聴きましたが今回もエネルギッシュで熱い演奏でした。終わってほしくなかったのに終わって残念。M子ちゃん、昨年夏からさらにパワーアップされたような気がします!M子ちゃん劇場(すみません、書きたい放題書いていますが本当にそういう感じでした)が繰り広げられた貴重なひとときでした。

 休憩後は特級の方たちの演奏。A.Mさんの弾かれたシューベルトのさすらい人幻想曲は、恥ずかしながら初めて聴いた曲でした。多くのモチーフが積み重なり、その中にはシューベルトらしい歌も含まれている大曲でしたが、確実にしっかり弾かれていたと思います。このような曲はこれといった盛り上がり、というのがつかみにくそうな曲なので人に聴かせるのは大変な曲のように感じます。彼の演奏、主人が評価していました。
 最後に特級でグランプリを取られたT.Uさん。コンクール中からyoutubeで演奏を聴きながら応援していました。自分の音楽をしっかり持たれた方だと思っていましたが、今日もまさにその通り。難しいショパンの2曲を端正に弾かれていました。天から舞い降りてきたような繊細で美しい弱音からそしてあの小柄な体や腕からどうしてあのような音が出るのかと思えるようなダイナミックな音まで曲の場面に応じて音の表情を変えて演奏されていました。心から安心して聴けるピアノを弾かれていたと思います。ソナタ第2番の第4楽章はミステリアスな曲ですが、彼女の演奏には拍子がついていて、曲らしい曲になっていました。それが彼女の第4楽章の解釈なのだろうと感じました。
 
 素晴らしい演奏をたくさん聴かせていただき、心から満たされたひと時でした!M子ちゃんをはじめとし、出演者の方たちを今後も応援したいと思いました。

 来週はグランミューズの演奏会に行きます。楽しみです。

チェルニー30番 続き

2011年02月11日 | ピアノ・音楽
 昨日チェルニー30番の記事を書き、今朝起きて思いついたことは、どうしたら時間がなかったりさぼりたくなったりする人も、チェルニーのような曲をちゃんと練習しようと思えるか、ということでした。現時点で思いついたことは以下の二つです。(私の記事は思いつきも多くて恐縮なのですが、そこから宝もひょっとしたらでてくるかもしれません!?)しかし、この内容、思いつきとはいえ、レッスンや人の話を参考にしているのですが。

1.蟻のような速さで練習しはじめてよい。
  (ちなみに楽譜に書いてある速度はおそろしく速いですよね。それでなくても、細かい音符がたくさんあるので、ある程度速く弾かないと格好がつかない、と思われがちですが、最初の最初から、ある程度速く弾こうとしたら、弾けない場合に情けなくなってしまいます。はじめは亀、いや蟻のような速度で弾くと、考えながら弾くようになるので打鍵も確かになるし、繰り返し弾いているうちに徐々に弾きやすくなると感じました)

2.毎回全曲通す必要がない。必要なところを取り出して練習するのもよい。
  (これは子供のころには決して分からなかったことですが非常に大切なことだと思います。特に時間が限られた人にとっては。どの曲もそうだと思うのですが、学習者泣かせの箇所は大体決まっています。そういうところだけを取り出して弾けるようになるまで何度も練習すれば、弾けないところがつぶれていくので弾けるようになるし、弾けるようになったところが増えて自信がつくと思いました)

 最後に

こういうことを書くのだったら本人がやってみなくちゃね。

チェルニー30番

2011年02月10日 | ピアノ・音楽
 子供のころチェルニー30番は大嫌いな曲集でした。中学生までハノン、チェルニー、バッハ、そしてソナチネ、ソナタのような曲という順番でレッスンを受けていたのですが、ハノンの次のチェルニーで多大な労力を費やしていた記憶があります。指を早く動かし続けなければならないところが多く、初めから終わりまで気を張り続けれいなければならなそうな割には、ドラマチックでなくて面白くないような気がして苦痛でした。そのくせ30番よりは40番、早く進んだ方がかっこいいと思っていたので、嫌な30番は早く終わらせたくて、ろくに仕上がっていないのに最後あたりは無理やり合格をもらっていたような気がします。楽譜にあるチェルニーさんはいたずら書きの格好の餌食となっていました。
 しかし、チェルニーをやりたくなってきたのでレッスンで話をしたところ、音楽之友社のNew Editionを勧められました。楽譜の前に入っている「練習を始める前に」「練習の進め方」「各曲の手引き~演奏と指導のために~」に衝撃を受けました。「各曲の手引き」から一部を引用します。

 第1番はAllegro 2分音符=100 ハ長調 4拍子から始まり、アレグロの説明、そして以下のような説明が始まります。感動したので引用させていただきます。 ←以降太字が私の突っ込みです。

 音形の違いを理解する
まず右手の音型をよく見てください。ドレミやレミファのように隣り合った3つの音の組み合わせがあります。指の1-2-3、2-3-4、3-4-5それぞれは、往復や反復運動をしていますね。そして第1小節のように、最初の音と次の音が跳躍音程(5度、4度、3度)で結びついています。それらの音型をとても長いスラーでつないでいます。←よく観察しているなあ、まるで科学だ。 
 左手も見ましょう。譜例1に、この曲の左手のいくつかのリズムのパターンを書き出しました。これが、右手の急速な動きの伴奏です。リズム、スラーの付き方、スタッカート、音型の違いに注目してください。←左手にもリズムがあったんだなあ、このように並べてみると実に変化に富んでいるような気がする。(譜例1がある)

 スラーの弾き方
 スラーはレガート、前後の音をつなげて(指がキーから離れないように)弾くことを指示しています。スラーがないときはその反対でノンレガートです。また、スラーが2音または3音にかかる場合は、スラーの始まりを後の音より大きく弾きます(弦楽器の弓使いを受け継ぐ伝統的な弾き方です。)スラーの終りの尾とは少し短めにして「スラーの終り」を表現します。そこにスタッカート記号の・が付いているときは、もっと短く弾きます(15-16、30-32小節)。 ←スラーは指がキーから離れないようにするのか。よく分かってなかったよ。それから弦楽器の弓使いを参考に、スラーの始まりを後の音より大きく弾くという話なんか、ここ2年ぐらい、ごく最近に知った話だよ。

 バスからフレーズの区切りを読みとる
 譜例2に、この曲のバスを書き出してみました。バスは、一般に、その調の音階の第1音(主音)、または第5音(属音)でフレーズを大きく区切ります。←なんとフレーズの区切りに見られやすい音のタイプまで説明してあるとは!確かにそういうケースが多いような気がする。 そのときに生じた音楽の段落を終止と呼びます。←段落ですか、国語ですな。 楽曲を演奏するときは、文章を読むときように、まず終止に注目しましょう。(以下省略)  

 第1番の説明だけでもこんなに充実した解説です。スラーの弾き方やフレーズの区切りに見られやすい音のタイプなどは音楽を演奏する上で知っておくとよさそうな大切なことなのに、少し前までは全く意識すらしていませんでした。
 第3番では和声音、非和声音、解決音などの解説も出ていて、かゆい所に手が届くような気がしました。目から鱗がぽろぽろと落ちました。
 
 この解説を読むだけでも満足感が得られそう。私も下手な自己流仮説(?)を書く前に、この楽譜の解説をじっくり読んだほうがよさそうに思いました。

 しかし

 この解説が有難い、と思うのは、現在大人になって曲を音楽的に弾けるようになりたいと思うようになったからというのも明らかです。子供のころは絶対に有難いなんて思わなかったと思います。細かく書いていてうるさい、と思いながら読み飛ばしていたでしょう。子供のころから有難い、と思っていたら絶対に今もっとピアノが弾けていただろうと思いますが。。。残念ながら私はそうではありませんでした。

 でも出会ったのが今だとしても、出会えて本当によかったと思えた楽譜でした。過去嫌だったからこそなおさらそう感じます。

レッスン

2011年02月08日 | ピアノ・音楽
 今日はレッスン。2台のジブリの曲とベートーヴェンのソナタ第5番第2楽章を聴いていただきました。
 2台は練習法のアドバイスがありました。工夫次第で1台でも練習できるそうです。片方の人が右手、もう片方の人が左手を弾いて合わせるのです。内声が入ったり、からまったりすることもあるかもしれないですがそのときは音域を適宜変えるといいそうです。この練習の一番の目的は呼吸を合わせることです。とても大切なことだと思いました。ありがたいアドバイスです。
 ベートーヴェンのソナタ第5番の第2楽章は初めて弾く曲で、しかも密度が濃そうなので覚悟していました。しかしその前に話しました、ソナタ第5番第2楽章の出だしはベートーヴェンのソナチネ第5番第1楽章やモーツァルトのピアノ協奏曲第27番第2楽章と似ているのではないか、ということを。そうしたら、リズムの違いについて注目するようにとのことでした。特にモーツァルトの曲とは和音もリズムも違っておりまして~(汗)音の動きもよく見たら違うでしょうとのこと。同じ作曲家が同じテーマを形態の違う音楽(交響曲からピアノ曲など)で使うことはあるが、違う作曲家から借用、特に今回はそうとは思えないとのことでした。またベートーヴェンのソナチネとソナタでいった場合、ソナタ第5番第2楽章はアダージョでありソナチネ第5番第1楽章とは速度が違うとのこと。(ベートーヴェンのソナチネ第5番は作曲者もベートーヴェンではないとの説がありますが。)また、Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰの動きはどの曲にもたくさんあるはず、ということで、先日の極めてアバウトな仮説はほぼハズレでありました。でもこのようなことを話せて嬉しかったです。そしてこの第2楽章。和音記号を書くところからいこうと思って試みてみたのですがあまりの難しさに挫折し、結局、途中から気になる音だけをピックアップして行きました。確かにこの曲の和音記号をとらえるのはすごく難しいので全部やることはないけれど、Ⅴ7→Ⅰのような終止、転調に関わりそうなところは必ずとらえておくとよいとのことでした。この曲には転調マーカーの和音もあります。参考にツェルニー30番も持って行ったら、和音などはまずツェルニーなどでとらえるほうがいいとのことでした。そうだなあと。肝心の演奏。。。これからですね。メトロノームを使ってしっかり練習するように、とのことでした。特に細かい音符のところ。難しいですよね~(と感心している場合ではないですね)指針が見えてよかったです。

 この記事はレッスンレポなのでコメなしにします(コメを再開したばかりなのですがごめんなさい。レッスンレポは基本的にコメなしにします)。メッセージのある方はメッセージ欄からお願いします。これまでの記事のベートーヴェンのソナチネの仮説は葬り去ってもいいのですが、感じかたの一記録として残しておこうと思います。

ベートーヴェンソナチネ第5番シリーズから

2011年02月06日 | ピアノ・音楽
 ベートーヴェンのソナチネ第5番第1楽章と出だしがよく似ている二曲。右手の出だしはそっくりに思えていたのですが、左手の和音を加えたら、微妙に違っているようです。 ベートーヴェンのソナチネ第5番第1楽章は上の楽譜でいうと1、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番第2楽章は2、ベートーヴェンのソナタ第5番第2楽章は1のようです。

 ベートーヴェンのソナチネ第5番第1楽章  ドミ→シレファ→ドミ
 モーツァルトのピアノ協奏曲27番第2楽章  ドミ→レファ→ドミ
 ベートーヴェンのソナタ第5番第2楽章   ドミソ→ソシレファ(右手はその前に倚音ミが入り大切な役割を果たしている)→ドミ

モーツァルトの二番目が「レファ」になっているのもミソ。どの曲の二番目にも、「ソ」がないじゃないか、という声もありそうですが、ここでは「シレファソ」の属7の和音として考えています。

 う~ん、深い。。。鳴らしてみて改めて分かることもあるんですね。

でもソプラノは本当によく似ています。これはこれでやっぱり注目すべきことでしょう。

心に残るヒト以外の名言集

2011年02月06日 | 読書
 「心に残るヒト以外の名言集」、お気に入りのメールマガジンです。ヒト以外のものが、心に残ることばを語っていて、その語っている言葉にちなんだエピソードをユーモア豊かに描いています。今回はチョコレートの名言「私はどんな仕事も引き受ける。人が喜ぶことをしない理由がどこにあるだろうか」という柔軟性の大切さを語った言葉。前回はイルカのハナちゃんの「自分では飽きるほどやっていることでも人にとっては初めて見るエンターテイメント」という新鮮な気持ちを持ち続けることの大切さを語った言葉。そしてその前はカフェオレの「人は誰もが複数の顔を持っている。全員が多重人格者なんだ」という言葉が載っていました。その後に書かれているエピソードも微笑ましくてほのぼのします。
 とっても気に入っていたこのメールマガジン。なんとメールマガジンを書かれているご本人が、今回のメールマガジンの最後に広めてくださいと書いていたのでここで紹介することにしました。購読とまでは行かなくても、バックナンバーをちょっと覗いてみてください。

ベートーヴェンピアノソナタ第5番第2楽章の出だし (ベートーヴェンのソナチネ第5番)

2011年02月05日 | ピアノ・音楽
 昨日から更新回数が多いですね。。。(汗)このテーマは今のうちに書いておこうと思ったのですよ。

 ベートーヴェンのソナチネ第5番第1楽章、もしくはモーツァルトピアノ協奏曲第27番第2楽章に近い出だしの曲シリーズ第3弾は、今練習中のベートーヴェンピアノソナタ第5番第2楽章の出だしであります。左の楽譜はハ長調に移調し、装飾音も含め演奏する通りに書きました。右は原曲の楽譜です。確かに4分の2拍子でリズムも異なっています。しかもこの曲は音に厚みがありなんと5声になっています。しかし、赤い丸で囲んだところは他の2曲と全く一緒で、あきらかにⅠ→V7→Ⅰの動きになっています!まるで示し合わせたような類似性です。ちなみにベートーヴェンピアノソナタ第5番第2楽章は、1796~1797年(PTNAピアノ曲事典より)に作られました。ソナチネ第5番より先です。そしてモーツァルトのピアノ協奏曲第27番より5年後です。ベートーヴェンはこの曲を作る以前に、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番を聴いていたのでしょうか?それともまったく独自にこのような出だしを思いついたのでしょうか?いや、このⅠ→V7→Ⅰ、そしてV7のところには音数が増えたり装飾があったりするような音の動きはモーツァルト以前からあったのでしょうか?開始部としては?テーマとしては?曲の一部としては?この音の動きを最初に考えた人は誰だろう、という疑問まで湧いてきそうです。
 出だしに限って言えば、ちょっと極端かもしれませんが、バッハのインヴェンション第1番の出だしや、ハイドンのソナタHob.XVI:36(これは短調ですが、音の動きがなんだか似ています。)からもそういう雰囲気が感じられます。ちょっと行きすぎかなあ?出だし以外だったら限りなくありそうです。面白いです。

 しか~し、練習のほうは。。。甲羅から頭が出ていない亀のごときであります(汗)ソナタ第5番の第2楽章、最後の5声のところが美しいのですがなかなかなのであります(^^;発表会が終わって一週間。長かったような気がします。これからですね。がんばります。

横須賀

2011年02月05日 | 気になる場所、風景
 横須賀に電車で行ってきました。はじめて横須賀の街を歩きましたが、東京や横浜ほど混雑していないものの、雑然としていて庶民的で親しみやすい雰囲気でした。米軍の人たちにも多く遭遇しました。
 主要な目的は横須賀バーガー。一度は食べておかなければ、と思ったのです。行った店はTSUNAMIという横須賀バーガーの走りともいえそうなお店で、入口には大きな鉄人28号がポーズをとって歓迎してくれています。中は厚い木でできた机が置いてあるアメリカンな雰囲気。頼んだのは二人ともチーズバーガーの4分の1の大きさのもの(2分の1のはとても大きいような気がしたので)。いや~美味しかったですよ。頼んでからお肉を焼くからでしょうか、ハンバーグがとても香ばしく感じられました。ケチャップは自分でかけるようになっているのもいいです。ケチャップをつけずに塩味だけで食べてみたのですが、これがまたいけました。ハンバーガーにここまではまるとは思ってもいませんでした。
 店内はMTVがかかっていました。店内でかかっていた、FUNKY MONKEY BABYS の「あとひとつ」がよかったです。よく耳には入っていたものの、誰の曲か今まで全くと言っていいほど意識していなかったのですがいい曲だと思いました。ちなみにyoutubeの動画と店内でかかっていた映像とは全く一緒でした。最近なぜか神奈川地区では「巨人の星」(あの古い番組です。こんなに強烈な内容だとは思いませんでした)の再放送をしていて、野球が身近なものに思えてきていたので、映像も親しみがわきました。

あとひとつ FUNKY MONKEY BABYS
 

画力

2011年02月05日 | お絵かき
 二人で一つの作品を描く兄弟ユニット画家、フジヨシ・ブラザーズが百貨店の催し物会場で絵を描きました。ライブ・パフォーマンスというのですね。筆で、チューブで、ローラーで、ラップで、粉で描いていました。
 横浜上大岡にある京急百貨店の7階で、8日まで「一枚の絵」という絵画雑誌にちなんだ絵画展を行っています。「一枚の絵」は父が好きな雑誌でした。