久しぶりに読んでみたい本があったので読んでみた
『がんばらなくていいんだよ 酒井雄哉著』
この本の著者酒井雄哉氏は、天台宗の僧侶で、
天台宗北嶺大行満大阿闍梨、大僧正、比叡山一山の飯室不動堂長寿院住職
とても、偉~いお坊さん
この僧侶のすごいのは、比叡山延暦寺の千日回峰行を二度満行されている事
ただ、昨年9月23日に亡くなられた
享年87歳だった...
数多くの著書を残され、人として生きることのタメになる自己啓発本が多い
その中でもこの本を選んだのは、
先日のNHKプロフェッショナル-仕事の流儀-の放映
サッカー日本代表で、ガンバ大阪の司令塔の『遠藤保仁選手』
遠藤選手が試合前日にホテルに泊まり込んで読む本の中の一冊だった
遠藤選手が読んでいるからとミーハーに気持ちはまったくなく、
著者の酒井雄哉僧侶の偉大さをネットで見て知った
特にこの人のすごいのは、『千日回峰行』を二度果たしておられる事
『千日回峰行』とは荒行中の荒行と言われ、
7年間をかけて1.000日の間行われる修行
これを二度成し遂げられた僧侶の書かれた著書はいかなる物かと興味を持った
特に難しい本では無く、
現代社会に悩まされて生きるのではなく、
もっと肩の力を抜いて物事をとらえなさいよ
と優しく教えてくれている本
なんだか、読むにつれて著者の心優しい面が見えてくる
そんな人間になれたら、きっともっと楽に生きていけるのになぁ~とも思えてくる
また、現在の若い世代に読んでもらいたい一冊でもある
でも、若い世代が読んでもまったく理解出来んだろうけど(ー ー;)
最後に、
オヤジはけして宗教に興味があるのではないことを付け加えておく