
つくばへ農産物の買物に出掛けて、
少し足を延ばして行った先
『筑波海軍航空隊記念館』
名称に筑波と付くが、住所は笠間市になる
先日、DVD鑑賞した映画『永遠の0』のロケ地でもある
昭和9年に、霞ヶ浦海軍航空隊友部遣隊として開設
昭和13年に筑波海軍航空隊として改称された
第二次世界大戦の大日本帝国海軍の主力艦上戦闘機『零戦』の練習航空隊があった場所
館内には、
航空隊に関する資料や実際の現物が展示されている

また、当時の零戦の本来の胴体部分が展示
これは、復元された物ではなく、実際にラバウル航空隊が使用していた機体

零戦の操縦席の計器版

神風特別攻撃隊の資料が展示され、
当時の数多くの隊員の写真などが展示されている


特攻に出撃する際に使用された盃

特攻隊員のアルバムや特攻へ向かう気持ちの込めた書がある

この展示物の中に、当時の隊員が残したエピソードの品がある

この二つのペンダントは、
当時に筑波海軍航空隊の予備士官の金井正夫少尉が、
女学生宛に届いた手紙に入っていたペンダント
素材は、爆撃機の風防ガラスを加工した物らしい
戦地に向かう少尉の気持ちが手紙に書かれ、
生きて帰る事が出来ない覚悟の気持ちが書かれていたらしい
また、大日本帝国海軍の誇る軍艦模型も展示

戦艦大和の模型は迫力あった

館内の二階の一部には、映画『永遠の0』病室のセットが残してある


この記念館も取り壊される可能性があるとの事で、
記念館と残すための署名活動していたので署名してきた
悲惨な戦争ではあったが、後世に語り継ぐにはこのような貴重な施設は重要
悲惨な悲劇を繰り返さないためにも、
良い事も悪い事も事実は事実として残すべきだと思う