昨夜は、家族四人揃ってのすき焼きで夕飯
普段ならすき焼きを食べる際に生卵を溶いて食べる
何か工夫した食べ方は無いかと考えていた
以前にTVの料理紹介番組で、山芋のとろろ汁に付けて食べていたのを観た事がある
山芋なら、子供の頃に食べた『自然薯』の方が美味い
それなら隣町の白井市に自然薯研究会があり、
栽培した自然薯を直売所で販売している
一見、スーパーで売られている大和芋の長芋のよう
いびつな天然の自然薯とは違い、見た目は真っ直ぐで綺麗な自然薯を一本購入
作り方は簡単だが、手間と時間と根気がいる
オヤジの場合、ガキの頃から田舎の実家で作っていたから手慣れたもの
まず、自然薯の細かい根をガスコンロの火で炙って焼く
同時に、カツオ出汁に醤油で味付けしたつゆを作り冷ましておく
タワシで擦りながら綺麗に表面を水洗いして水気を取る
*注意:こすり過ぎて表面の皮をむいてしまわないように注意
皮が付いたままの自然薯をすり鉢で直にすりおろす
すりこぎを用いてすりおろした芋を回転させるようにすりおろす
大きな皮などは取り除く
芋の荒さが無くなりふっくらとしてきたら、
生卵を一個投入してさらにかき混ぜる
ある程度生卵が混ざったら、冷ましておいたつゆを投入
つゆを徐々に注いで、オタマですくってみてオタマにすくえる程度まで緩まったら出来上がり
オタマから芋汁が溢れ出るようではまだ芋が濃い証拠
これを、普通に作ったすき焼きを溶き卵に付けて食べるように食す
意外とあっさりとした感じで、自然薯本来の風味があって美味しい
自然薯の風味とは、皮の部分にあると言われ、
皮をむいてすりおろさないのがミソ
〆は、お決まりのうどん
この〆のうどんにもかけて食べても美味しい
自然薯には消化酵素の『アミラーゼ』が多く消化吸収が促進される
また、粘り成分の『ムチン』が、血糖値上昇抑制や、
コレステロール値の低下や高血圧の改善に優れている
まさに、オヤジの生活習慣の改善になる食べ物だった(^^;;