大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

即時荷重インプラント

2006年06月20日 | Weblog
即時荷重インプラントの実際
即時荷重インプラントの方法に関心が高いようですので、アメリカのここ5年の情報を、お話しましょう。
結論から申し上げると、即時に適合しているインプラントは、間違いなくストローマンです。
そして、12mm以上のものを35N以上で植立出来れば、基本的に即時荷重が可能だという事、これだけです。
ガネルズによれば、即時荷重とサイトディベロップメント、すなわち骨造成GBRや軟組織造成CTG等は、同時に行うべきではないとしています。
アメリカでは、即時荷重出来ると+1000$だそうです。
これは時間短縮出来ると言う事が、大きな売りであるという事でしょう。
アメリカ人はタイム・イズ・マネーで効率の良い事一番と言う思想が、エスタブリッシュメントに染み込んでます。
日本人が働き蟻だと揶揄する事がありますが、トップのビジネスマンの忙しさは、我々の比ではありません。
私の師匠のDR.ラムは最たる者で、1日6時間寝る以外は、ワークだと笑ってました。
しかもそれを彼は、楽しんでるんです。
勿論診療は、4時半には、ピタッと終わります。
ところが、始まりが早いのです。
私が行った時も、朝6時半前に集合で、7時からオペだったりします。
朝型が顕著なんです。
で、1日5~6オペほぼ毎日です。
そして、5時以降は、資料整理とか原稿書きとか、連絡事項をしてて食事以外は、すぐに何かしらの仕事をしていました。
自分でワークホリックだと笑ってました。
彼が書いているペリオ歯周病のテキストブックは全米で80%近くが採用してると、言ってました。
常に改定で、新しい情報が盛り込まれ手が抜けないそうです。
DR.ラムはドイツでも即時荷重のセミナーを開催しているそうです。
ドイツからの情報は、彼が起源かもしれません。
いずれにしても、新時代の即時荷重の開祖の一人であることは、間違いありません。
2000年のホノルルのAAPで、最期のジェネラルセッションで講演してました。
彼の前が、かのH.サローマです。
そこで、DRラムが講演した内容が、今日本で流行っている、全顎の即時荷重です。
症例数は300本を軽く越えてました。
しかも審美的で、素晴しいものでした。
成功率は、従来法と然程遜色のないものでした。
これで、私は雷撃の様な衝撃を受けて、講演後の直接Q&Aをして教えて頂いたのが、最初の基準です。
自分の経験上も、これは確かな事実です。
12mm以上、35N以上これだけです。
後は、それを達成する工夫だけです。
私の方法は、やはり最近言われ出したMIです。
アメリカの学会に行くと、殆どのオペが実に小さいです。
逆に言うと,チョッケイ4mm位しかないものを入れるのに、必要なだけしか開けてない、と言う事でしょうか。
面倒くさがりのDRは、何もせずいきなりドリリングをしています。
実にシンプルです。
言い換えれば、日本でされてるオペは99%が、大きなオペし過ぎと言う事です。
何でもアメリカが正しいとは言いませんが、参考には成るでしょう。即時荷重に限らず、インプラントオペに限らず、日本人のDRはオペの方法を根本から考え直すべきと明言します。
詳しくはhttp://www.km-implantcenter-matumotoshika.com/
もしくはhttp://www.mp119.jpまで。