私、父にお前にはサラリーマンは勤まらない、手に職付けろ、歯科医が良さそうだから、日大が良さそうだから入れ、で入れさせていただいたモラトリアムそのものの問題児でございました。
で、卒業時にはバブル期で、同時代の方々は美味しい思い(初任給で60万とか)をされた方も相当におられたようです。
私は、問題児でございまして、何故か変人ぶりが気に入られたか、日本橋の師匠にお世話になることに成りました。
そこは、税込みで20万・・・周りとはだいぶ違いました・・・
でも、師匠が良いと弟子は育つ、の見本だったのか、出来ないのはやり直し、で根治、形成、義歯治療等々、厳しく育てていただいて、どう言う流れか、免許皆伝までいただきました・・・
その後、破門されたのはやり過ぎの私の悪い癖で・・・
そしてバブルは弾け、業界全体暗雲の時代で、成長止まり、今に至ってますね・・・
そんな中でも、師匠運だけは良い私でして、今間先生、添島先生、船越先生、そしてラム先生、更に福西先生、月星先生、秋本先生、書き切れない先生と出会い不思議と道は開きました。
問題児でも、ここまで出来るの生きてる見本が、私・・・
何となく、で入った学部でしたけど、今は結構幸せです。
だから、恩返し、恩送りで色々と残そうとしております。
若い世代の歯科医師の先生方、大変な時代に、業界に来て下さってありがとう。
確かに、今は大変な時代です。
でも”今”です。
今後の30年、これからの時代を展望すると、この業界は間違いなくもっともっと要望が高まり、供給不足と重なって、皆さんにとっては良い思いが出来るように変わる、と私は予言します。
その代り、キチンと勉強して辛抱して努力して、腕を身に付けること、流行に流されず腕を磨くこと、が最重要です。
これからを望むと、より総合的かつ専門的に仕事を行える先生が求められるでしょう。
専門家に特化するのは”今”で、これからは再び統合化、です。
人口動態を見極めながら、どうなるのか?と予測して下さい。
必ず、あなた方の未来は明るいことでしょう。
その時は、歯科医師不足で、国は慌てて増やそうとするでしょうね・・・国は常にデータ集めてからしか動かないので、後手後手なんですよ。
それじゃ皆さんはいけないから、未来読んで先手先手で動く、です。
バラ色の未来を皆さんに見せられるように、私は頑張ります。