昨日の抜歯即時植立インプラント手術の予後報告です。
当院の手術後の写真の報告では、腫れ痛みの出ていない写真の実例を次々と出しています。
巷では、低侵襲、無痛、腫れない、痛まないと言うことが、宣伝文句としてHPやブログで使われ、本当の所が全く伝わっていません。
少なくとも、下顎の骨性水平埋伏智歯抜歯の予後で腫れない痛まない、と実例顔写真を公開し続けているブログは、私しかいないでしょう。
何故、下顎の骨性水平埋伏智歯抜歯かと言うと、この手術が歯科開業医では最も手強くて腫れたり痛んだりする典型的例だからです。
つまりは、難しい手術の代表例で、綺麗に治せることがそのDRの腕を証明してくれるもの、なのです。
最近は、患者さん側も情報を仕入れることが増えていて、下顎の骨性水平埋伏智歯抜歯手術では腫れること、痛むことが起こるモノだ、と知っています。
しかし、正直に書くと、皆さんたかを括っているのです。
自分は大丈夫だろうと。
しかし、そんなことはたまにしか起こらないことで、普通は普通の通りに腫れたり痛んだり大変な思いをされる、と言う結果に成ります。
そして、その後でしまった、と後悔をされるのです。
本当のことを書きますが、私の手術受けた患者さんでも、外見上は腫れてないし痛みはない、と言っていても、やはり手術を受けた違和感、何とも言えない嫌な感じ、は必ずあるモノなのです。
それでも、うちで私の手術受けてくれる患者さんは、とても勉強している患者さんが多いので、先生にしていただいているからこの程度で済んでいるんですね、と納得していただけてる、と言うのが真実です。
じゃあ、そこまで知らないでたかを括って手術受けたら?
そう大変なことを経験することになるでしょう。
こんな筈じゃなかった・・・
何故、何回も手術受ける羽目に成ってしまったの・・・
手術受けるのってこんなに大変なんだ・・・
だから、私は手術をたかを括らないで下さい、と強くお願いします。
HPやブログで低侵襲、腫れない、痛くない、と言っていても、実例をチャンと出せない、積み重なっていない、綺麗な耳に心地良い言葉だけを信じてはいけない、と明言します。
余りにもそう言うリテラシーの低い、としか思えない業界内なので、私は敢えて意図的にこうして実例写真を次々と公開し続けています。
そこには嘘偽りが入る余地が一切ないからです。
手術の写真だけで、術後がどうなのか?を出していない所は、用心した方が良いです。
正直に書くと、行かない方が良い、と思います。
何故なら、今の歯科の手術レベルは、本当に相当腫らさない、痛がらせないことが出来るレベルに到達しているからです。
生涯に一度の手術だとしたら、本物の腕を持っているDRにして欲しい、と思われませんか?
手術受けて、後悔したくない、と思いませんか?
その為には、患者さん自身が賢くなるしかないのです。
賢い選択をする。
間違った方向で、どんなに頑張って努力しても、結果は出ません。
最初に選択肢を間違えない、と言うことが凄く重要なのです。
そこを理解して下さい。