大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

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歯科界の巨星 天に

2018年03月05日 | 日々のインプラント臨床の話

94歳の現役歯科医、として業界で大変高名な橋本京一先生が、天に召されました。

 

facebookを通じてお友達に加えていただけ、色々とお気に掛けていただけておりましたので、非常に残念です。


私は、即時荷重インプラント専門医として、顔が業界的には知られてる者ですが、歯科医になった一番最初に開眼したのは総義歯でした。


一番最初のお師匠様のお蔭で、免許皆伝まで賜り、そこから総合的に見る眼を養って貰い、それが自分の全ての臨床の基礎である、と思っております。


そして、免許皆伝を賜ったお師匠様からの言い付けで、総義歯の道をチャンと伝えて次代にバトンを渡す、と言う使命を課せられております。


なのに、自分の臨床の中では総義歯治療からは本当に縁が薄くなり、申し訳なく思っています。


そんな中、少ない症例、経験からfecebookに投稿して、橋本先生のお目に留まり、お気に掛けて下さっていました。


ご高齢にも関わらず、機会があったら高0会に参加したい、とまで言っていただけ、是非にと望んでおりましたが、その願いは叶えられませんでした。


愛知学院大学、松本歯科大学の創立時から関わり、補綴特に総義歯の泰斗であらせられた先生に、そこまで言っていただけて、本当に総義歯臨床家の端にいる者として、残念でなりません。


私の臨床家としての使命は、やはり亡き恩師今間司先生、20年以上も前に41歳の若さで天に召された先生の願いを叶え、それを伝えること、が現在の最も大きな仕事になっておりますが、お師匠様、橋本先生の願いを継ぐ、バトンを途切らせない、と言う仕事も大事な大事な仕事として遂行して参ります、と恩師の方々の御霊にお誓いします。


巨星が天に召された今、私は総義歯こそが全ての歯科臨床の基礎であると、次代の先生方に繰り返し明言し、勉強なされることを願います。


橋本先生ありがとうございました。


今は安らかにお休み下さい。


微力ですが、私は現世で今しばらく頑張って、褒めていただけるように努めて参ります。


合掌




3月4日(日)のつぶやき

2018年03月05日 | Weblog