本日、この方のセラミック冠の型取りをしました。
即時荷重インプラント手術して2ヶ月です。
上顎の臼歯部で骨も薄く、残存骨量もかなり厳しいです。
その為一般的な治療手順で行くなら、サイナスリフトと同時の歯槽頂に盛り上げる骨造成GBR手術をして、顎骨の再建をして半年近く待たされると思います。
それから、インプラント植立手術と同時に軟組織造成手術をして、インプラントが骨と統合するまで4ヶ月、そこから軟組織と仮歯の調整で2ヶ月で、漸くセラミックの型取りに行けるかな?のような治療になるでしょう。
これらのやり方は本格的なやり方で王道とも言えるやり方ですが、毎回の手術では腫れや痛みが伴い患者さんは大変です。
しかし、私のしたのは全てを1回の手術で終わらせるやり方で、しっかりとしたインプラント植立できることで即時荷重をして仮歯を装着して、そうすることで周りに骨を造成し、軟組織の歯茎が再生する、と言うやり方をしています。
それも、腫れ痛みのない身体に優しい低侵襲なやり方でしています。
更に言えば、わずか2ヶ月でインプラントは安定していて、後はセラミック冠を着けるだけです。
今回の患者さんは理想的なスピードで治りました。
しかし、患者さんの年齢、体質、骨質でもっと時間がかかる場合もあります。
毎回のインプラント治療で、当院ではペリオテストと言う専用の安定度測定器を用いて確認をしています。
客観的な数値で本当に大丈夫かどうか?を確かめること、はとても大事なことである、と思います。
ちゃんとした基準を定めているからこそ、安心安全なインプラント治療をしている、と断言できます。
確かなインプラント治療をしている医院かどうか?はそう言う点から、患者さんでも直ぐに判定できます。
どうやって安定度確認をしていますか?と尋ねて、確認されること、をお勧めします。
腫れない痛くない、直ぐに歯が入る即時荷重インプラント治療。
同時に骨も歯肉も顎堤再建もできるインプラント治療。
これらを普及させることに一生懸命頑張っています。
それが私の使命です。