はっきり申し上げます。
タバコは最低最悪の毒です。
麻薬です。
魔薬、その害は身体を蝕みます。
それで、身体を壊されても自業自得としか申し上げられません。
我々は患者さんが一縷の望みを託して治して下さいと言われれば、全ての力を注ぎ込んで必死で治そうと努めます。
しかし、患者さんがタバコを止められなければ、全て無に帰します。
治したいと言ってるご本人が治せないことを続けられたら、我々にも為す術がありません。
歯をお口を悪くしていて、タバコをされているなら、まずご本人自らがタバコをその場から止められる努力を必要とします。
今あるタバコ全てを今直ぐにゴミ箱に捨てて断ち切る。
それが治すことの第一歩です。
当院に頼ろう、治そうと決断され、その電話をされたら、その瞬間からタバコを止めて下さい。
ちなみにタバコの実害を具体的に書きますと、骨も歯茎も信じられない程にボロボロです。
傷口の治りも悪い。
骨も異様に表面だけは硬く、そのくせ中はスカスカで柔らかく弾力がない、硬いのと柔らかいのが入り混じりまだら模様の異様な骨の状態に変質してしまっています。
想像するに、タバコの煙が歯肉を燻製にし、更にその毒性が身体に入るのを防ぐために骨は表は硬くなるのでは、と思っています。
しかし、血中からタバコの毒牙回るので、骨の細胞の新陳代謝が綺麗に起こらず、その為に硬い所と柔らかい所のまだは模様になり、全体的に弾力のない病的な骨に変わるのだろう、と考えています。
もう何千例と骨のオペをさせていただいてるので、骨の健康具合の違いは直ぐに分かります。
困ったことに、レントゲンやCTでは分からないんです。
しかし、オペさせていただいて触ると、これは嫌な骨、歯茎だと分かります。
そして、健康な方との違いを見るたびに、タバコの害毒性を思い知らされるのです。
なので、治したいならタバコは止める、をお願い致します。