大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

20年30年のインプラントを目指す

2009年04月06日 | 世界のインプラント情報の話
昨日の武田先生のセミナーは真摯なもので、とても良かったと思います。
2010年代からは、患者さん中心のインプラントの時代にしようと言うお考えには、大変に共鳴します。

患者さんとの長い付き合いの中で、噛み合わせ、顎の位置、骨・骨格すらも変わってしまう。
その中で力が掛かり続けるインプラントの歯の被せ物。

それをどう考えて、解決するのか。
とても大きな問題だと思います。


上顎をどうするべきなのか、それを考えて治療を組み立てないと、後々患者さんを不幸にしかねない。
更には、被せた歯の破壊、リペアーを如何に解決して行くのか。
将来を見据えてリスクマネジメントまで考慮して治療する。

言葉で言うのは容易いでしょうが、実践する事はとてもハードルが高い大変な事です。

偶然ですが、武田先生が例示された治療方法は、私自身も採用していたりして、同じ事で悩まされているんだなー、と感慨深いものがありました。

長く臨床を真正面から見据えていると、やはり同じ問題が立ち塞がり、それへの解決を探るしかないのです。
エビデンスと言うが、ではそれがない場合どうするべきなのか?と静かに問い掛けられました。

その重さに誰しもが沈思するしかないのが、現状なのです。


さて今週末から、いよいよ5-Dのセミナーが始まります。
今話題沸騰中のセミナー、と言っても良いのではないでしょうか。

今月の週末土日は、悲しい事に全てセミナーです。
休みはGWまでなし。
頑張るしかないでしょう。

今週は連日オペ、オペ、オペです・・・

今日は秋葉原で武田先生のインプラントセミナーでした。

2009年04月05日 | 日々のインプラント臨床の話
今日は秋葉原で武田孝之先生のインプラント関連のセミナーでした。

内容は患者さん中心のインプラント治療、特に審美的な補綴治療についてでした。

真摯な先生らしく、とても良い内容のもので、常日頃考えている事、して来た事が正しかった、と安心しました。

その後、先輩に偶然会場でお会いして、セミナー後歓談、会食して、なんと奢っていただきました。

いつも色々教わっているからお礼ね、と言って下さり恐縮してしまいました。

持つべきものは良き先輩ですね。

ありがとうございます。ご馳走さまでした。

桜が満開で、気持ちが良いです。

2009年04月04日 | ニュートンドクター見て下さい。
当院の少し距離のある所になりますが、馬込の桜並木の桜が満開になりました。
とても綺麗です。

歩いてゆっくり見ると30分位散策出来て、何だか嬉しくなって来ます。
途中にある桜並木公園の桜も満開で、そこで一休みしながら上を見ているのが好きです。

露店で大阪焼きとかを買って、食べながら歩くのが好きなんですが、細君に坊主に見られないように食べて!と叱られていたりします。
坊主は桜よりも公園とかで走り回るのが好きらしく、風情が理解できるまではもう少しのようです。


今年は、昨年のDR.ラムのセミナーに集まった面々が集って、新しいスタディグループがスタートしました。
新年度からスタートで、漸くお披露目できます。
その名も"有志会”です。

メンバーは現在15名。
諸事情と言うか、お世話になった先生方に説得されて、初代会長を引き受けさせていただきました。
会長と言うよりも、雑務とか盛り上げとか、色々発案して面白そうな事をして、歯科界、インプラント会に新風を吹き込もう、と言う勉強会です。

有名所の先生方が参加下さっていて、将来的には有志会のHPとかも立ち上げて、業界だけでなく、一般の方々への啓蒙活動とか、少しでも世間全体へ貢献出来るような事が出来れば嬉しいですね。

有益な情報は、確かに現在ではネットでもかなり入ります。
しかし、実際に現地へ行って、そこで個人的に色々と質問とかをぶつけて得る情報とか、裏話とかがとても役に立つのです。
なので、不肖会長自ら、やはり海外に出て世界の、日本の動向は知らないといけないと思います。

勿論、有名DRも何人もいる有志会ですので、それぞれのDRの情報を互いに交換し討論して行く事こそ、この会の重要なお役目でもあると考えております。
どうか、有志会の活動、ご期待下さい。

有志会の出発が桜の満開で祝福されているようで、今年の桜は尚一層、感慨深いものがあります。
前途が見えない世界全体が不況の嵐の中でこそ、次代の萌芽が育ってくる、と言う歴史の法則がやはり正しいのだろうな、と思うのです。

有志会の今後の事は、まだまだ未決定でこれからです。
多分、凄いメンバーですので入会ご希望のDRの方とかも多数出るかと思いますが、会長の一存では決定出来ませんので、後々のご報告をお待ち下さい。
今の原則としましては、昨年のDR.ラムのコース参加者となっております。

そこからどう広がって行くのか、歯科界の”奇兵隊"と成れるべく頑張ろうと思います。

ブレイジングオーケストラwithコバケンの感動

2009年04月03日 | ニュートンドクター見て下さい。
時間が経ってしまっていますが、先日拝聴した東京音楽大学のブレイジングオーケストラの感動がまだまだ消えないので、書かせていただきます。

コバケンこと小林研一郎さんは、私が20歳の時偶然その演奏に接して、情熱的まさに燃え盛る炎のような演奏に感動させられて、毎年せめて第九だけはと聞き続けている指揮者です。
かつて勤務医時代は時間が自由になったので、かなりコバケンの演奏を聴いていました。
多分年間では20回は聞いていたと思います。

今では、時々でしかなく、年末の第九は必ず聞いています。
毎年第九を3回位は聞かせていただいています。
この2年は故岩城さんの後を継いで、年末の振るマラソン、ベートーヴェンは凄いと称する大晦日のベートヴェン交響曲全曲演奏会は、必ず聴いています。
このベートーヴェンは凄いは実は毎回聞いています。


コバケンファン28年の私なのですが、今回のブレイジングオーケストラは、生涯の感動と成るものを与えてくれました。
何よりも、全てを企画して演奏会を実現させた東京音楽大学の学生さん達の熱い思い、それに応えるコバケン、大谷先生、苅田先生達の暖かい心、それにも増して、熱い熱い演奏に感動させられたのです。

実は、このオーケストラは東京音大の100周年記念の海外公演の選に選ばれなかった方々で構成されていたそうです。
ある意味2軍と言えるものかも知れないのですが、そんな事はコバケンには関係ない、演奏、音楽に真摯に向き合う情熱と言う点で、恐らくは1軍を凌いでしまった名演を奏でた、と言える演奏会だったのです。

そして、一番驚いてしまったのが、最後のチャイコの5番交響曲の演奏のオケのメンバーの中に、バイオリンの大谷先生、チェロの苅田先生が混じって一心に演奏をしていたと言うのを目の当たりにしたからなのです。

その前に演奏されたベートーヴェンのトリプルコンチェルトのソリストが、次の演奏のオケのメンバーの中に入って演奏するなど、私の長い経験上でもまず有り得ない事です。
それもまずは学生さん達の為、そしてコバケンの振るチャイコ5番を一緒に奏でたかった、と言う熱い音楽に賭ける想いがあったからなのでしょう。

ソリストを務めるくらいですからオケに入れば当然コンマスの席に座って良いと思うのですが、なんと両先生伴に後ろの方に周り、学生さん達を後ろから支えるという事に徹していたのです。
そして、熱いコバケンで十八番中の十八番のチャイコ5番ですから、物凄く素晴らしい名演となりました。

学生さん達への思い、音楽と言うものへの真摯な姿勢、1軍とか2軍とか関係なく演奏をする時には無心にその時だけに賭けて取り組む、その素晴らしさに胸の奥がとても熱くなるのを感じました。

このオケの事を取り上げてくれた東京新聞の夕刊の記事を書いて下さった記者の方には、大感謝大感謝です。

学生さん達の未来が明るく開いて、素晴らしい人生を歩まれる事を願って止みません。
先生方、コバケンの姿、背中からその心がビンビンに伝わってき、私も応援を心から願いました。

真摯な思い、志は環境に左右されてしまう位では弱いものであり、試練はその想いが本物であるのかどうかの試験なんだなー、と心底感じます。

現状を嘆くだけなら、反省だけなら誰にでも出来ると言うか、そうなるでしょうが、そこから不屈の闘志を振り起こして何をするか出来るかと行動を実際に出来るのか、その事を如実に感じさせてくれる経験として、今回の名演は私の生涯のエポックとして何時までも輝いてくれる事でしょう。

感動は人を奮い立たせて、人生を明るく切り開く。

私の低浸襲即時荷重審美インプラント治療に賭ける思いも又、コバケンのように、先生方のように、そして何よりも実現させた学生さん達のように、熱く熱くどんな逆風の中でも燃え盛らせよう、と強く強く心に銘じました。

どんな時代であっても、本物の感動を、本物の治療をインプラントで実現したい、と。

前例、常識、思い込みに陥り、諦める事無く、立ち向かって行きます。

かつて成し遂げられた実績に胡坐をかく事無く、更なる新時代へ、更なる低浸襲、即時荷重、審美、痛くなく楽に早くとても綺麗に治るインプラント治療を更に更に進化させます。

ブレイジングオーケストラの皆さん、本当に有難うございました。
又、是非名演を聞かせて下さい。
必ず又聞きに行きます。

エープリルフールじゃないインプラント治療方法

2009年04月01日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
漸く私がして来たインプラント治療が一般的に成ってきたらしく、上顎では最近骨削らなくなったんですよ、と自慢され、実を言うと内心嬉しくて微笑しています。

私は10年以上も前から上顎では削らないで植立する技術修得して、改善して今に到っているからです。

正確に言うと、1998年から上顎では削らない治療を始めました。

初めては熊本の添島先生のライブオペを拝見して、そうかと感じ入る所があって、そのヒントをきっかけとして自分で改良して始めたのです。

そこら辺から、私独自の道に突き進んで、即時荷重、更には審美治療へと開発していったと言うのがあります。

削らないでもインプラントは植立出来る、これはケースバイケースで事実です。

これで又一つ患者さんの体に負担なる事、侵襲を減らす事が出来るようになっているんです。

とにかく私は患者さんの体に負担に成る手術をする事が嫌いで、手術の翌日に腫れていたり痛がられては申し訳ないと感じて、それを減らす方法を工夫しています。

それが少しずつ理解され、広まって行く事は嬉しいです。

一つずつ侵襲を減らす、それで今に到っているのです。
この改善は、究極に到るまで終了しないでしょうから、生涯続くと思います。