本日の抜歯即時荷重インプラント手術も、不可能と言われる上顎の大臼歯部です。
見えると思いますが、100N行きました。
Mahler: Symphony No.2 "Resurrection" / Kobayashi Hungarian State Orchestra (1998 Movie Live)
私が20歳の時から聴き続けて来た大好きな指揮者です。
マーラーの復活、聴いて下さい!
今日歯科医師国試の結果が出ました。
本当にこのライターの書く歯科なら記事は酷い。
いまだに間違った知識を広める方がいます。
総義歯に苦手意識を持たれてる歯科医師の先生は、意外な程多くおられます。
科学が進んだ現代を生きる日本人は、医学、科学は何でも分かってて、直ぐにちゃんと解決できる、と信じてるようです。
こちらが、昨日の即時荷重インプラント手術、抜歯と同時のやった結果です。
抜歯されても、インプラントで直ぐに歯が入ることができるようになりました。
昨日の即時荷重インプラント手術の患者さんは、全く腫れ痛みがありませんでした。
インプラントは手術されるから痛くなったり腫れたりして大変なはず、と皆さん信じられています。
現実に身の回りで起きている経験者の話を聴かされて、とんでもないと思い込んでしまってる方も多いです。
でも、そんな大変な辛い思いをさせない治し方もあるんです。
今日のレントゲン写真の症例も、そう言う痛くない腫れない、辛くない怖くない治し方をして患者さんです。
サイナスリフトと言って、上顎洞の中に骨を造る、と言う腫れて痛いと言われる代表的な手術をしています。
それを、ソケットリフトと言う小さく開けた穴から慎重に骨を造る、と言うやり方をしてインプラントを埋めてをいますので、腫れも痛みも出ないんです。
やり方をちゃんとすれば、殆どのインプラント手術で同じように腫らさない痛くしないでできます。
だから怖くて仕方がなかった人でもインプラントの恩恵が受けられる、と言う治し方を私はしています。
何よりも、ブリッジ、入れ歯に不自由さ、気持ち悪さに辟易していた患者さんが、まるで自分の歯が蘇ったみたい、と喜んでくださるのが嬉しいです。
その為にも、最善の努力を尽くし、腫らさないように痛くしないように手術して、治って、本当に怖くなかった辛くなかった、と言っていただけることを目標にして頑張ります。
インプラント治療の最大の利点は、歯が失われたその部分だけで歯が綺麗に蘇ること、です。
従来の歯科治療では、歯が失われると隣りの歯を削って繋いでブリッジにしたり、バネを掛けて違和感のある入れ歯にするしかありませんでした。
そして、そういう自分の歯を犠牲にする治し方では、又繋いだ歯が悪くなったり、バネを掛けた歯が揺れてダメになったりして、徐々に歯の失われるのが増えて行って最後には総入れ歯になってしまう、と言うようなことが起きていたのです。
自分の歯を残したい、自分の今残っている歯に負担を強いないで歯を入れられるようにしたい、と言う患者さんの要望を叶えるために生まれたのがインプラント=人工歯根です。
写真は、真ん中の前歯2本が外傷で失われてしまって、ネットで私のことを見付けて来て下さった患者さんの症例です。
真ん中に2本インプラントを入れて、それで綺麗に人口の歯が入っているのが写っています。
手術直後から仮歯をちゃんと入れるという即時荷重インプラント、と言う私が2000年からして来ている独特のインプラント治療をしています。
部分的に歯がない状態のインプラントで、手術直後から仮歯を入れる、と言う治し方をし始めて20年以上になります。
当院では、できる限り直ぐに仮歯を入れて差し上げる、と言うインプラント治療を先んじて取り組んで来ました。
悪い歯が手術したその日に抜歯されて、綺麗な仮歯が入ると、患者さんはとても喜んでくれます。
それまでの悪かった歯が綺麗になる、と言うのが即日ですから、それまでの悩み、コンプレックスから解放されて、とても嬉しそうなお顔をされるのです。
そう言う患者さんの心からの笑顔を取り戻して差し上げたくて、私は日々の難しいインプラント手術に一所懸命に取り組んでいます。
その日から、綺麗になった歯で生まれ変われるインプラント治療。
それが当院のモットーです。
昨日は、こちらのとても難しい上顎大臼歯部の抜歯即時荷重インプラント手術でした。