1月5日。徐魔神事も頼朝が始めたとされる儀式。
破魔矢も同じ意味の様ですね。
奉納は秋の例大祭で流鏑馬奉納を行う弓馬術礼法小笠原流が行う。
舞殿での祭儀のあとは、弓馬術礼法小笠原流次期宗家による蟇目の儀(ひきめのぎ)。
小笠原流継承者、小笠原清基氏
ここで使用されるのは鏑矢。
放った矢の音も魔除けになるのだという。
続いて大的式。的が変わる。
6人兄弟が2本づつ的を射る。
逆さまに鬼と書かれた的を射ることで魔を封じ込める。
この鬼の字は角が除かれていた。
新年早々に起こった地震をはじめとする様々な災い。
徐魔が効いてくれることを願って。
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この日の撮影レンズ
既に いろいろ起きている新年ですが、
こうして弓を持つ方々が並んでいらっしゃると、
頼もしい気持ちになって心が落ち着きます。
そういえば、昔は弓弦を鳴らすことが、
魔除けとされたそうですね。
謹賀新年
今年も宜しくお願いします
この日の最初の儀も鏑矢か飛ぶ際の音で除魔を、
節分祭の鳴弦の儀でも矢を放たずブン♪
という音だけで除魔をしてました。
古人の趣ある繊細な考えに感心します。