鎌倉幕府北条貞時執権時に鋳造された大きな鐘(国宝)。
この洪鐘(おおがね)とそのご神体の弁財天を祀る祭礼が洪鐘祭(正式名称:洪鐘弁財天祭)です。
この祭礼は60年に一度に行われ、起源は中世まで遡ると云われます。
1965年以来の洪鐘祭が10月29日に60年ぶりに実施されました。
まだ雨が残る午前9時半、建長寺を出発。一旦、小袋谷へ向かいます。
次第に晴れ間が見えてきた北鎌倉界隈。大勢の人々が祭礼行列を待っています。
洪鐘と染め抜かれた法被。
皆さんの表情はこの日の特別感を物語っています。
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折角なので円覚寺境内の範囲である白鷺池・馬道から大本山円覚寺とある寺銘碑を入れながら大行列を収めることにしました。
横須賀線も乗降に時間がかかる程の大混雑。
金棒に続いて大榊。
八雲神社の獅子頭と四神。
円覚寺管長の横田南嶺老師
が乗る人力車は鎌倉人力車のレジェンド夕風亭 青木 登氏。
下町、中町、上町神輿が続く。
行列に参加した子供たちも制作に加わった張子の洪鐘。立派な出来栄え!
内側には子供たちが描いた絵が貼られているという。
小袋谷獅子舞や鎌倉もののふ隊、
老若男女、山ノ内の人々の想いが詰まった大行列。
参加した子供たちが大人になった次回はどんな記憶として残っているのでしょう。
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この日の撮影レンズ
迫力満点のお写真、ありがとうございました。
私は北鎌倉から小袋谷交差点方向に進んだ方で見ていました。
この場にいられた事に感謝感謝です☺️
良かったら、私の洪鐘祭のブログ記事
をご覧くださいませ。