小町通りから寿福寺へ行く途中に、必ず通るようにしている鎌倉市川喜多映画記念館の庭先の遊歩道。
この日もいつものように敷地に入ると和辻邸の戸が解放されているの見つけた。そう、秋の一般公開だった。
何度も公開に足を運んでいるけど、やはり今回も見ずにはいられない。
旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)は、哲学者の故和辻哲郎氏が江戸後期の民家を昭和36年にこの鎌倉に移築したもの。
川喜多夫妻はこの建物で様々な映画人たちを迎える場として使用したといいます。
囲炉裏のある居間、和辻が書斎として使っていた作りつけの書棚の和室、笠智衆が腰を下ろした縁側。
桟瓦葺き屋根のこの和風建築は平成22年に景観重要建造物に指定されています。次の公開は春です。
この日の撮影レンズ
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