梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

魔法の言葉「イエス・バット」!

2010-04-18 07:36:08 | Weblog
おはようございます
23日目です

いったんは受け入れて、その後で変換する

 ビジネスの世界でよく使われるコミュニュケーション術に、「イエス・バット法」というものがある。
 これは、まず相手の言葉や行動を「イエス(そうだね)」と受け止め、承認した上で、「バット(しかし)」こういう考え方もできるよ」といった具合に語りかけるというもの。相手の心を開かせ、交渉をスムースに進めるための話法だ。

 今日は、「イエス・バット法」を応用し、自分自身の感情・イメージ・思考をプラスにするブレイントレーニングをやってみよう。
 その方法は、否定的な言葉を人から聞いた時や、自分の中のマイナス感情がなかなか消えないときに、いったんマイナスの言葉や感情を受け止めて、そのあとすかさず「プラスの言葉」を付け加えるというものだ。

 たとえば、「今日の営業のハードルは高いなぁ。大変そうだなぁ」と不安になったとき、いったんはそのマイナスの感情を受け入れたあと、「私なら絶対に達成できる!」と肯定的な言葉を付け加える。
 残業続きで「なんで俺ばかり面倒な仕事が回ってくるんだ」と不満におもったら、「しかし、そのおかげで仕事のスキルがどんどん上がる」とプラスに。
 奥さんに酒をたしなめられ、「酒ぐらい好きに飲ませろ!」というマイナス感情がわいたら、「しかし彼女は私の健康を気遣ってくれているんだ。ありがたい」とプラスに。

 人間の脳は、最後に言った言葉を記憶するようにできているので、プラスの言葉で締めくくれば、プラスの記憶として潜在意識に残る。

 そう考えてみると、昔の人が、不吉なものを見聞きした直後に、縁起直しために唱えていた「つるかめ(鶴亀)、つるかめ、つるかめ」というおまじないも立派な「イエス・バット法だといえる。
 人は「マイナス思考になってはいけない」と理屈でわかっていても、そう思えば思うほど、さらにマイナス思考になってしまう生き物だ。
 しかし、この「マイナスの思考やイメージをいったん受け止め、バットで切り換える」というトレーニングを繰り返せば、“脳の切り替えは、それほど難しいものではない”ということがわかってくる。

 「イエス・バット」は魔法の言葉

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明日へ向かうために
CHECK!
 マイナスの言葉や感情に「しかし、~だ」というプラスの表現を付け加えてみましょう。