
三重県の稲森山で発見されたことから「イナモリソウ」の名がついたという。
図鑑でしか知らない花だったが、東京の八王子、高尾山で現物を初めて見た。
可愛い花でも、綺麗な花でもないが何だか気になる。全く関係ないが、イナモリ
の文字に、京セラの創業者「稲盛」を何とはなしにイメージしていた。
高尾山の自然観察6号路。ビワ滝の辺りで「セッコク」のの所在地など情報
を教えてくれた婦人。イナモリソウとウメガサソウともうひとつランの花を
見に来たと話していた。植物の知識が豊富で、高尾山にも詳しく、とにかく
親切な方だった。先行していたが、私たち夫婦が登ってくるのを待つように
して「咲いていますよ」と教えてくれました。感謝!
本州の中部以西に、四国や九州に多いというが、自然豊かな高尾山だけに
自生しているのだろう。