
アヤメとショウブの見分け方は「アヤメには花びらの付け根の所に
黄色と紫の縞模様がある」というのが判りやすいようだ。例の
「ヒョウガラ」調である。紫色の花は、もともと派手で妖艶な
印象があるが(私の場合)広い草原に咲き、数が少ないと
キリッと引き締まった感じにならないだろうか。
6月20日、榛名湖の近くの散策コース「ユウスゲの道」は、春と夏の
境で目立った花が咲いてなかったが、木道の脇に凛として咲いていた。
アヤメというと湿原に咲くと思いがちだが、乾燥した草原に咲く。
ユウスゲの道は、湿原と草原の中間のような場所。ワタスゲが咲き始め、
ユウスゲはスクスクと成長していた。
ススキと勢力を争うように元気に咲いていたが、艶やかさではアヤメが優位。
ただ、株の増勢などでは圧倒的にススキが勝っていた。