啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

シャクナゲの花(3種類)

2010-07-13 09:18:29 | 山野草
春から夏に季節が変わるとき、一瞬だが花の種類が減る。そんな時期に登山道を飾る
花のひとつが「シャクナゲ」。山の中で咲く花としては、艶やかな方だが、庭に咲く
園芸種のシャクナゲがもっと派手なだけに、清々しく、私は好きな花のひとつに入れている。

群馬と栃木県の県境。菅沼から日光白根山に上る登山道。最初から樹林の中の急登
が続く。40分ほど歩くと、奥利根の山々が見渡せる場所に出る。崖の所に咲いて
いたのが「ハクサンシャクナゲ」だった。この辺りから、シャクナゲの木はあるが
花は未だ咲いていないのが多い。弥陀ヶ池から最後の山頂への急登。日当たりが良い
ためか、開花したハクサン種を見つけ、写真も取れる場所にあったので撮影した。
私なりの、区別のポイントは「葉の部分が表から裏に丸くまいている」のがハクサン。

さらに登った場所で見つけたのは「キバナシャクナゲ」。花の色が薄黄色だけでなく
木の背丈が低い。高い山で、ハイマツ帯にさくことが多いという。

3番目は「アズマシャクナゲ」(再掲載)。赤城山(鈴ヶ岳)で撮ったもの。比較的
低い山にも咲き、東日本に多い。花の形では区別できないが、葉が平なのがアズマ種
と私は区別している。
1、ハクサンシャクナゲ

2、キバナシャクナゲ

3、アズマシャクナゲ

コメント
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