啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ヤマオダマキ

2010-07-10 16:38:14 | 山野草

夏の登山道脇を飾る代表的な花。オダマキとは、紡いだ麻糸を丸くまいたもののこと。
花の形から名づけられたようだ。夏山シーズンを前にした登山道の整備で、脇の草など
刈り払われる事があるが、このヤマオダマキや山百合などしっかりと守られ、残ってい
るのを見かける。

この花は、武尊高原で撮ったもの。夏山リフトが運転しておらず、スキー場の駐車場から
歩いたが、三合平付近の草原にあちこち咲いていた。最初に見つけたものを、今年も出
会えたことが嬉しく撮影した。

似たような花が、園芸種でも売られている。我が家の庭先にも、黄色の花で派手な尾ひれ
状の糸を引くオダマキが咲いていた。花が咲くのは今頃だが、外を見ると今年は咲いてい
ない。アジサイとシャクヤク、洋種のホウチャクソウが勢力を広げており、負けてしまっ
たようだ。
コメント
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