
今日は今年5回目の尾瀬.カミさんと鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩く。意外だが、尾瀬ヶ原の観光コースを一緒に歩くのは久し振りで「子供が小学生だった頃以来かもしれない」とか???そう言えば、尾瀬ヶ原への人の多さ嫌ってアヤメ平や至仏山に予定を変えたことが何回かあった。ーーーーーまだ、南アルプスの花がいっぱい残っている。
「ウサギギク」はキク科ウサギギク属の多年草。高山植物。本州中部以北から北海道の亜高山~高山帯の草原やガレ場、岩の隙間などに多い。強い風が吹く場所でも見る。対生するヘラ形の葉をウサギの耳に見立てて名が付いている。荒川三山の尾根沿いからお花畑まで、岩の隙間や登山道脇などに咲いている。
茎は20-30センチで、先端に花径5センチ弱の明るい黄色の花を一個つける。鮮やかで良く目立つ。花期は7-8月。
「ミヤマダイコンソウ」はバラ科ダイコンソウ属の多年草。高山植物。千枚岳~赤石岳の尾根道の岩の隙間やガレ場、風の強い尾根道など所々咲いている。高さは10-30センチ。花期は7-8月。花は黄色で花径は1・5-2センチで5弁花。
シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、ダイコンソウなど似た花が多いが、花の大きさや葉の形、自生している場所などで区別できる。花の様子が一番似ているミヤマキンバイとの区別が難しいが、葉が大きいのがミヤマダイコンで、葉が三裂しているのがミヤマキンバイと思っている。
