啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「シメ」

2012-12-13 08:56:55 | 野鳥

北鮮のミサイルが飛んできた(行った?)。爆弾を積むミサイルなのか、人工衛星を載せるロケットなのか良く判らないが、お騒がせな国だ。テレビの報道系番組では“軍事評論家さんが稼ぎ時!!”と活き活きしている。“「1週間は発射できない」とか、判ったような的外れな評論をしていた方々が臆面も無くまた解説に登場している。“パトリオットを発射しなくて良かった。多分・・当たらない。そうなると、何と言われるか判らないから・・。ドンピシャ!!で打ち落とせるなら素晴らしい。ノーベル平和賞100個分相当。また、ロケットの精度を挙げて核を保有する国の発射基地を狙うのも面白い。何言ってんだ俺は・・・???

「シメ」はスズメ目アトリ科。北海道や本州北部で繁殖する他、ロシア南部や中国北東部、カムチャッカ方面などから冬鳥として本州以南に渡ってくる。低山から平地の広葉樹林で越冬し、カエデやシデ類の種子を良く食べるという。

体長は18センチほど、羽根を広げると30センチほどになる。スズメより一回り大きく、ヒバリ位の大きさ。頭の上部と耳羽が茶褐色。首の後ろはグレー。風切羽は青黒色で全体をシャープに見せる。目から嘴の周りが黒っぽい。嘴は鉛色で太い。胸から下は茶褐色。

散歩コースのひとつ庚申山総合公園。標高で200M足らずの小高い丘の上に、自然を生かした遊歩道が整備されている。植物の種類は少ないが、ここは野鳥が多い。超望遠レンズを抱えて夫婦でバードウォッチングという姿も多い。藤の丘の西側から南に下ったあたりの桜の木の枝。30Mほどの至近距離に、見かけない鳥が止まっていた。逃げない。

ピントが合って、カラフルな羽に驚いた。先日、高崎観音山の野鳥観察小屋に置いてあった写真。小屋の人に「嘴が黄色い方がイカルで、グレーなのがシメ」と教えてもらったばかり。ファインダーからの感触がカラフルだったので、最初はイカルと思っていたが、図鑑で調べると“シメ”だった。
コメント
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