啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ギリギリで「アカゲラ」が撮れた

2012-12-14 08:43:13 | 野鳥

今朝、洗濯物を吊るすとあっという間にコチコチに凍ってしまった。寒い!!昨晩、流星群を見たいと思って8-10分間、夜空を見上げ続けた。流星はおろか、北斗七星さえ見つからず敢なく撤退。夜中の11時過ぎ・・ウィンドブレーカーを引っ掛けただけでの屋外。寒さは感じなかった。それに比べると今朝の寒さは何だ!!間違いなく温度差以上!!“自ら進んでやる動作”と“頼まれてやる動作”による違いだろう???

野鳥の掲載が続いている。今月上旬、散歩コースに微かに草花が残っていたのだが、寒波の到来ですっかり枯れてしまった。画像を野鳥に頼らざるを得なくなっているが、ラッキーな出会いが続いている。昨日も午後3時過ぎの竹沼で啄木鳥と遭遇した。

「アカゲラ」はキツツキ目キツツキ科の留鳥。山地や平地の樹林で明るい広葉樹林を好むと言う。体長は24-5センチで、羽を広げると40センチほど。キュッ、キュッと独特の鳴き声で鳴いたり、木の皮をコツコツと叩くドラミングの音で存在を確認できる。他の鳥と違い、木の幹や枝の方向に沿って止まる独特の姿も識別のポイント。

竹沼の周回道の東側。歩き出して間もなく、ドラミングの音でいることに気付いた。比較的近接して撮れたのだが、光線が逆。回り込んで光が当たる方向に来てくれるのを待ったが、そのまま飛び去ってしまった。後頭部や尾羽の付け根の真っ赤な羽がしっかり撮れるともっと綺麗な鳥なのだが・・・・。木の幹を突付いて餌をとったり、穴を開けて巣を作ったりする独特の生態だけでなく、頭と尾羽の赤い部分、風きり羽の黒と縞模様などバランスが絶妙で、姿を見ると“ドキッとする”ほど美しい。

藤岡の里山、山登りの時のブナ林などで思いがけず出会うことがある。カメラが間に合わなかったり、持っていなかったりで悔しい思いをする。タイミングを取り、じっくりと粘れば撮りやすい鳥だと思うのだが・・・・。次は色の配合と目がはっきりとした絵を目指そう。


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