啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「オシロイバナ」

2013-08-16 15:36:23 | 庭の花木
「オシロイバナ」  オシロイバナ科

お盆は人の出入りが多く賑やかだったが、去った後の寂しさは格別である。世の中には大勢同じような境遇の人がいることは承知しているが、年齢を重ねるにつれ、人と人とのつながりの大切さを実感する日々である。

オシロイバナは英語で「Four o'clock」。花は夕方開き、日中は萎んで閉じている。甘くほのかな香。夜間にそのかおりで昆虫を引き付ける。また、種は黒く、割るとまるでオシロイのように白い。子供の頃は、この種をたくさん集め、中のオシロイをとり、細かくつぶし顔につけたり、ちょっと大人への背伸びをして遊んだものだ。懐かしい思い出である。しかし、この種や根にはアルカイドが含まれていて、誤って摂取すると嘔吐などの症状がでるのだそうだ。子供のころ、そんなこと考えたこともなかった・・・。また、オシロイバナは非常にポピュラーな花であり、小学生の教科書にも教材として載っているのだと妹から聞いた。
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