啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

尾瀬の花 Ⅱ 「ヒツジグサ」 「アケボノソウ」

2013-08-25 09:17:20 | 高山植物
「ヒツジグサ」  スイレン科

池塘に可愛らしい白く清楚な花。大きさは3〜4cm位。花弁は10枚くらい。花期は6月から11月と長い。名の由来は未の刻(午後2時頃)に花を咲かせることからつけられた。実際に木道を歩いていた10時頃、あちらこちらで、ぽつぽつ見かけた。花が少なめなこの時期、静かな池塘で、何か語りかけるように浮かんでいるこの花に心があらわれる。


「アケボノソウ」  リンドウ科

山の鼻から竜宮に向かう木道沿いに一本だけ咲いていた。5弁で星形。花弁には紫色の点と黄緑色の特徴的な丸い模様がついている。何か指人形みたいで面白い。名の由来は、花の模様を夜明けの星空に見立てたのだとか。自然観察員の方に伺うと「以前はもっとたくさんあったのですよ」とおっしゃつていた。
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