啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ニホンズイセン」

2014-02-19 10:24:31 | 庭の花木
「ニホンズイセン」 ヒガンバナ科
「日本水仙」。多年草。冬〜春にかけて咲く。原産地、スペイン、ポルトガル、地中海沿岸地域。日本へは中国から渡来。特に、暖かい海岸近くで野生化し、越前海岸での群生は有名。福井県の県花になっている。一口にスイセンと言っても品種が多く、登録された数は1万を超えるという。ニホンズイセンは、花はやや小さく、香は高い。黄色い中央の盃状の形が愛らしく、白と、茎や葉の緑色とのコントラストが美しい。丈は30cm位。また、一定の寒さに当たらないと開花しないという性質もあるらしい。個体のものは、昨年末、秩父のTさん宅で南斜面に咲いていた花を頂戴し、自宅に植えたのが次々と咲いて、目を楽しませてくれている。本来咲くべき当家に居座っているニホンズイセンは、未だ咲かず。充分すぎるくらい寒いはずなのに・・・。上品で清らかな印象の植物だが、有毒植物であり、アサツキやニラと間違えて食べ、中毒症状を起こしたというニュースが伝えられることもある。 
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