啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ハンカチノキの花」

2015-05-07 15:24:03 | その他
「ハンカチノキ」 ミズキ科、ハンカチノキ科
 「朝どりのタケノコ、持って来ました~。すぐ調理して食べてください」とUさん。あく抜きの米ぬかまで持参。朝どりだから、刺身のようにわさび醤油で食べると美味しいです、とのアドバイスを頂き、早速下ごしらえ。刺身風タケノコ、タケノコご飯。さすが春の味覚! 旬のものはやっぱり美味しい。
 「あれは、何?」と、遠くからでも目につき、興味を抱かせる、大きな白いヒラヒラ。ハンカチノキだ。 ハンカチノキは、その名から、一度見たら忘れられない樹木だ。春の、そよそよ揺れる風にまかせ、大きな木の枝から垂れ下がり、ゆらゆら揺れる白い苞。白いハンカチを振りながら、まるで’さようなら’をいっているように見える。なかなかの風情だが、ちょっと寂しい。あの白い大きな2枚は、花びらのように見えるが、実は葉が変形した苞である。この中心に花の塊がある。4月下旬から5月にかけて咲くが、花をつけるまでには、何年もかかるという。従って、花をつけたハンカチノキは珍しいようだ。樹高、3m~20m。落葉性高木。花言葉「清潔」。
コメント (2)
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