「フクジュソウ」 キンポウゲ科
「ちょっと、チクッとしますよ~」 「あっ、痛っ」。本当に、かなりチクッとした。若い頃からアレルギー性鼻炎に悩まされ、春と秋には症状がかなり厳しい。その緩和の為、「騙されたと思って一度注射してみてよ」との助言を受け、診察に行ったクリニックの玄関に、何と立派な茶壷がおかれ、誰かお茶をたしなんでいたのかなと。今年は花粉の飛散量も多そうだし、注射の効果を期待したいのだが・・。
連日4月上旬並みの暖かさ。家の中より戸外がよほど暖かい。気温が上昇すると、草花もわずかながらも成長する。庭の陽だまりでは、暖かい光をたくさん受けて、フクジュソウが満開。朝開いて夕方には閉じてしまう。お日様を欲しがる花で、曇りの日は開くことはない。名前も福寿と記すので、大変おめでたい花。こんな素敵な名前を付けてもらい、花もきっと喜んでいるかも知れない。金属的な光沢のある花びらは、春にお似合いの花で、気持ちも明るくしてくれる。花がパラボナアンテナのように開くのは、光を集めて、その中心を高め、花粉を運んでくれる虫たちを集めるためだとか。
草花といえば、自身で求めたものもあるが、友人知人から頂いたものもある。それらが開花すると、‟その人”を思い浮かべる。花はただ単に、そこに咲いている、ということだけでなく、視覚的なものから精神的なものまでも映し出す。フクジュソウは、母との想いで深い花。
「ちょっと、チクッとしますよ~」 「あっ、痛っ」。本当に、かなりチクッとした。若い頃からアレルギー性鼻炎に悩まされ、春と秋には症状がかなり厳しい。その緩和の為、「騙されたと思って一度注射してみてよ」との助言を受け、診察に行ったクリニックの玄関に、何と立派な茶壷がおかれ、誰かお茶をたしなんでいたのかなと。今年は花粉の飛散量も多そうだし、注射の効果を期待したいのだが・・。
連日4月上旬並みの暖かさ。家の中より戸外がよほど暖かい。気温が上昇すると、草花もわずかながらも成長する。庭の陽だまりでは、暖かい光をたくさん受けて、フクジュソウが満開。朝開いて夕方には閉じてしまう。お日様を欲しがる花で、曇りの日は開くことはない。名前も福寿と記すので、大変おめでたい花。こんな素敵な名前を付けてもらい、花もきっと喜んでいるかも知れない。金属的な光沢のある花びらは、春にお似合いの花で、気持ちも明るくしてくれる。花がパラボナアンテナのように開くのは、光を集めて、その中心を高め、花粉を運んでくれる虫たちを集めるためだとか。
草花といえば、自身で求めたものもあるが、友人知人から頂いたものもある。それらが開花すると、‟その人”を思い浮かべる。花はただ単に、そこに咲いている、ということだけでなく、視覚的なものから精神的なものまでも映し出す。フクジュソウは、母との想いで深い花。