啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「春霞」

2022-03-12 11:57:04 | 庭の花木
「梅の花」
 ブルーの色の絵の具を、たくさんの水に溶きすぎてしまったように、西上州の山々は淡く、もやもや~としてかすんでいる。群馬を代表する名山である赤城山、榛名山も、冬は優美な姿を見せていたのに、、連日4月並みの暖かい晴天が続き、ポカポカ陽気で、個人的には幸せ度急上昇というところだが、いつも楽しみにしている山は全く見えない。まさに春霞。やはり、気温が上がると、空気中にたくさんの水蒸気が含まれ、それが原因で白っぽくしているらしいが、どうもそれだけではなさそう。例えば、黄砂、そして春の大敵、花粉。花粉飛散状況が連日報じられているが、この先も「非常に多い」が続きそう。春の5K・・乾燥、花粉、黄砂、強風、気温差。春は木々が芽吹き、命が輝きを見せ、待ちわびた季節ではあるけれど、寒暖の差が激しく、体調を崩しやすい。
 梅の花・・大好きな花。他の花に先駆けて咲くので、春の到来を告げる。当家の梅が、ようやく見頃を迎えた。そ~っと花に顔を寄せると、ほのかに甘くかぐわしい香り。人工的でない自然な香りは心を和ませる。
コメント
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