長野県南佐久郡南牧村にある飯盛山(めしもりやま)は、標高1643m。当家から車で約3時間、野辺山高原、平沢峠の駐車場到着。飯盛山は、お茶碗にごはんをもったような形の山、登山口の案内板に記されていた。登山道はダラダラした緩やかなコースで、つらい階段があるわけでなく、どちらかといえばハイキングのように気軽に楽しめる。3月半ばといえば、里は春の陽気だけれど、山はまだまだ冬。登山道はかなりの雪。気を抜くと足をとられそうで怖い。雲一つない青空のもと、緊張感と運動量もあり、寒さの中でも汗ばむ。汗をかく前に、上着で調節するよう教えられる。時折、心地よい風が吹き、山は静寂の世界。夏になれば、たくさんの高山植物が咲くのだろう・・と楽しい想像をしながら、休まず歩くこと1時間強、ついに登頂。
天気予報どおり、小雨がパラパラ、時間の経過とともに雲が広がり、風も強まる。頂上での展望はいま一つ。本来ならば、八ヶ岳連峰、南アルプス、奥秩父、西上州の山々、そして富士山までも360度の大展望というのだが・・。「あっちを見てごらん」と指さされた方角を、よ~くよ~く目を凝らすと、うっすらと富士山が・・。わぁ~きれい!やっぱり富士山は、日本一の山と実感する。
雲行きが徐々に怪しくなり、急いで下山。初めてのアイゼン。しっかりと登山靴に装着し準備完了。通常通り歩くと、「そんな歩き方じゃ」とダメだし。氷や雪の上での歩き方を教えていただいた。凄い、アイゼンの効力抜群!下りなのに全然怖くない。ザクッザクッと、氷の上を歩く自分の足音が、妙に心地いい。子供が薄氷を靴で割る楽しさのように、私はわざと氷のある場所を探して歩く。この楽しさと言ったら・・。同行者は、たぶんハラハラしていたと思うが、初めての体験の為か、別の世界感と同時に、アイゼンは山登りの必須アイテムと実感する。
飯盛山、昼食を含め3時間半ほどの山登り。澄んだ美味しい空気、冷たい風も気持ちよく、登山道も緩やかで、飯盛山はやすらぎの山。花が咲く頃もう一度登ってみたい。

飯盛山

登山道
天気予報どおり、小雨がパラパラ、時間の経過とともに雲が広がり、風も強まる。頂上での展望はいま一つ。本来ならば、八ヶ岳連峰、南アルプス、奥秩父、西上州の山々、そして富士山までも360度の大展望というのだが・・。「あっちを見てごらん」と指さされた方角を、よ~くよ~く目を凝らすと、うっすらと富士山が・・。わぁ~きれい!やっぱり富士山は、日本一の山と実感する。
雲行きが徐々に怪しくなり、急いで下山。初めてのアイゼン。しっかりと登山靴に装着し準備完了。通常通り歩くと、「そんな歩き方じゃ」とダメだし。氷や雪の上での歩き方を教えていただいた。凄い、アイゼンの効力抜群!下りなのに全然怖くない。ザクッザクッと、氷の上を歩く自分の足音が、妙に心地いい。子供が薄氷を靴で割る楽しさのように、私はわざと氷のある場所を探して歩く。この楽しさと言ったら・・。同行者は、たぶんハラハラしていたと思うが、初めての体験の為か、別の世界感と同時に、アイゼンは山登りの必須アイテムと実感する。
飯盛山、昼食を含め3時間半ほどの山登り。澄んだ美味しい空気、冷たい風も気持ちよく、登山道も緩やかで、飯盛山はやすらぎの山。花が咲く頃もう一度登ってみたい。

飯盛山

登山道