キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

『贅沢は素敵だ』簡単には辞められぬ

2011-03-04 08:56:00 | Weblog

先の大戦が長引くにつれ徐々に生活物資不足が深刻になり国民生活は悲惨だった。政府は『欲しがりません、勝つまでは』『贅沢は敵だ』などの標語で耐乏生活を強いたが戦後『暮らしの手帖』を創刊した花森安治が戦時中『贅沢は素敵だ』と一字入れて皮肉ったと聞いたが真偽の程は不明だ。どうしてこんな昔の事を書くかと言うと今日の朝刊記事を見たからだ。『庶民首相グルメな会合』の見出しでドン菅が高級料理屋にかなり足繁く通って与謝野、原口、亀井、御用学者などに接待攻勢をしているようだ。ただ小指の癖が悪い上に『脇が甘い』宿六だから年上女房の伸子が同席して言動を監視している。首相と政治家の会合に女房がノコノコ同席するのは歴代首相で初めてだというがそりゃそうだろう。憲政史上初めてとなると歴史に残るが『雌鳥歌えば家滅ぶ』『雌鳥勧めて雄鶏時を作る』と昔からの教訓がある。新年になって3月2日まで26回だから二日に一回だ。前の麻生がバーに行くと散々批判したマスコミだがカンについては余り取り上げなかった。2月は寿司屋、イタリア料理、中国、焼肉、日本、日本、日本、日本料理店、バーと和中洋を網羅、バラエティー豊富で舌鼓を打っている。3月も1,2日と連荘だ。記者会見で会食費用の負担先を問われた猪八戒枝野公費ではない、と答弁していたが夕方の会見で「確認した所公費は支出されていなかった」と回答したようだがこういうのを語るに落ちると言う。領収書の要らぬ官房機密費(税金)が金庫で唸っているからどんどん使える、逃げカンは石に齧り付いても4年はやる決心だと公言している、こんな美味しい総理大臣閣下の地位だ、折角なれたのにそう簡単に手放せないよね。しかし『美食足りて通風になる』って言うぜ、なァ眠りカン。写真は隈笹