冬だと言うのに、次期外れの「蚊だ、かだ、カダ・・」と騒ぐので、こんなのに刺されて日本脳炎に罹ったら命取りになるからと、蚊取り線香を探しているうちに衆院選の公示日になった(人を刺して吸血するのはメスの蚊)。選挙の度に『泡沫候補』が出る。本人は至って真面目に立候補するのだが到底当選の可能性のない小党や無所属だと泡沫扱いされる。今回は個人ではなく『泡沫党』の大量発生だ。蚊やハエなど伝染病を媒介する嫌われる害虫なみだ。これも雑穀と雑草を入れた『ごった煮』の民主党が元の雑穀、雑草に戻ったに過ぎない。さて師走の草競馬が始まった、日本ダービーと言いたいが出走馬がピンからキリまでだからそんなお世辞は言えない。何しろ突然馬主が替ったり、馬名が変わるから競馬ファンは不安だ。パドックでは12頭だったのがゲートインした時は1頭減って11頭、牝馬2頭を交えて各馬一斉にスタートした。本命は安倍号、対抗馬野田号がどうか。穴は維新号だが、みんな号も侮れない、出走馬の中には調教師の汚沢が突如、馬名も騎手をレース前に変えて目晦まししてファンを小バカにした未来号も走っている、何せ駄馬だけにゴールに辿り着いた時はボロボロになっているだろう。卒原発の前に卒未来だ。誠にお粗末様でしたと琵琶湖のミジンコはお引取り願いたい。斡旋収賄罪で有罪になって公民権停止中の鈴木宗男が代表になっている『新党大地』最近連日テレビに出て『ロシア連邦日本北海道支部長』か、と思われるような発言をしていたがこれもおかしな話だ。公民権停止中の男が公党の代表になって選挙を仕切って、国会に出入りしてテレビに出ては政見を人一倍声高らかに、時間を倍とって喋り捲る。そしていざ選挙となれば「公示日以降、街頭演説などあらゆる選挙運動を行うことが出来ない」と総務省の見解だ。斡旋収賄罪など何処吹く風、こんなのが党代表になって手下を立候補させている。公職選挙法はやはりザル法だ。それにしても民主党は野田総理以下、閣僚が重複立候補している、これは保険だ、小選挙区では当選は出来る自信がないからだろう。 首筋が いやに寒い 木枯らしが