キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

アラいやだ 派閥人事が 復活よ 

2012-12-19 15:15:10 | Weblog

"機を見るに敏”の見本みたいなのが汚沢人事で日本郵政社長になっていた斉藤次郎、民主党、汚沢の未来の大敗北を見て勇退するそうだ。2009年当時官僚の天下り反対を叫んでいた民主党がやった人事なので一時騒然とした。大蔵事務次官退任後天下りポストを次々渡り歩き退職金を懐にして、東京金融先物取引所理事長だったが同所が民営化したのに伴い同社長に就任した。ここで民間人だったから天下りではないと噛み付き亀井郵政担当相が起用した。(影で動いたのが汚沢だ)前任の西川社長は詰め腹を切らされた。郵政改革反対の小判鮫国民新党も亀井の寝首を掻いて、5人だったが今回、下地郵政担当大臣殿がメデタク落選して4人となって政党要件を満たせなくなったので自民党に草鞋を脱ぐことにしたようだ。自民も参議院では少数なのでたった自見以下3人だが幾らか足しになるとソロバンを弾いた。ブログでは国民新党を”節操の無い党だ、『マタグラのサロンパス』だ”とからかわれている。こうなりゃ恥も外聞もない、生き残りに必死だ。”武士は食わねど高楊枝”などクソ食らえだ。一方野党になって悔しい思いをしていた自民党も3年3ヶ月して、やっと政権に返り咲ける。2009年に落選した元職も大量に復帰した。また各派閥は、ド~ット入った新人を我が派閥に引き込もうとアノ手コノ手で誘惑している。発掘したのはこっちだと言えば、選挙資金を出したのは我が方だとお互いに譲らない。石破は離党暦がある上、派閥の恩を忘れて『脱派閥』を唱えているので党内では敵も多い。安倍氏は脱派閥を目指し、党や政府の役職を党本部で全て調整することを柱とする党改革案を纏めたが果たして実効性は如何に。やっと復活した自民党も"喉元過ぎれば熱さ忘れる”で各派閥が人事で従前通りの派閥力学で醜い争いを展開すれば半年後の参院選に手痛いパンチを食らってOKされるだろう。今回の大勝も自民党の魅力からではない。民主党のルーピーポッポ、空きカンから始まって議員、閣僚、役員の低脳、無能力、幼稚さに呆れ返って、反動で自民に投票したのに過ぎない。第3極の新党は素人集団、民主党以上に危なくて任せられぬ、安全牌として自民に入れたに過ぎぬ。自民が自惚れ勘違いして有頂天になったら困る、国民が甚だ迷惑だ。45年前ボクシングのチャンピオンになったハンマーパンチの藤猛(米国人)が”勝っても兜の緒を締めよ”を片言の日本語で『勝ってもかぶってもオシメヨ』と間違えて言った。これは力道山の秘書吉村の入れ智慧だったから間違えるのは当然だった。自民党の連中も”兜の緒を締めて”慎重に行動せぬと再び地獄に落ちる。朝日、毎日を筆頭に紙と電波で足を引っ張ろうと鵜の目鷹の目で狙っている。