宇宙ゴミ=スペースデブリが問題になっている。ロケットの破片や人工衛星の欠片などが4.500トンも宇宙空間を漂っており、これに宇宙船などが当たる危険がある。日本政界では政治屋ゴミが最近増加の傾向にある。その一因が政治屋になって質の低下が進み誰でも名前がテレビなどで知れ渡るとオレもワタシもと選挙に出馬する。またこれらを利用する輩もおり、まんまとその口車に乗せられる手合いもいる。お人好しなのか、それとも野心家なのか判らぬ。この政界ゴミの増加に一役買っているのが政党助成制度の政党交付金だ。1.国会議員5人以上を有する政治団体 2.国会議員を有し、かつ、前回の衆院議員総選挙の小選挙区選挙若しくは比例代表選挙又は前回若しくは前々回の参院議員通常選挙の選挙区選挙若しくは比例代表選挙で得票率が2%以上の政治団体。但し、法人格を取得していない政党には交付されない。政党交付金の総額は、最近の国政調査の人口に250円を乗じて得た額を基準として、国の予算で決まる。平成22年度国勢調査人口により算出すると約320億円の大金だ。右から左までの寄せ集めの民主党の内紛が引き金となって、汚沢の生活一番、他にもバラバラと四分五裂。先の選挙直前には滋賀のバアサンが未来党を立ち上げ、ソレッばかり汚沢の生活がくっ付き、政界ゴミの亀井静香が入った名古屋の河村減税党も馳せ参じ、民主党から出てみどりの党を下駄にして、未来を利用した3人もいる、これも見事に落選した。滋賀の嘉田を看板にして数が多くなったので『寄らば大樹の陰』とばかり馳せ参じた有象無象は惨憺たる結果に終わった。泡沫党も顔負けする惨敗だった。結構有権者が見抜いて騙されなかった、これに懲りて安易な新党立ち上げが減ってくれれば怪我の功名だ。小選挙区では汚沢とカミツキガメ静香、あとは比例でやっと掬われた8人。特に亀井は石原の新党に誘われたがtoo lateだとタンカを切って、未来に飛び付いた。今回やっと当選出来て感涙に咽んだので笑い者になった。その未来の党の内紛に嫌気が差したのだろう、政界ゴミ亀井はサッサと離党してイカダのみどりの党に入った。未来の分裂もこのカネが引き金になったが汚沢一派は歴戦のツワモノだ、滋賀のかったるいバアサンなど、赤子の手を捻るようなものだった。社民党の政界ゴミ阿部知子を未来に残して、それではハイおさらばと助成金8億6000万円せしめた。未来は政党要件を満たしていないので助成金は貰えない。政界イカダのみどりの党は谷岡郁子、舟山康江、行田邦子、亀井亜紀子、平山誠以上参院議員にカミツキガメ静香が入って6人、助成金が貰える。これで正月を迎えられる。事ほど左様に政界ゴミが離合集散して、くっ付いたり離れたり、政党名をコロコロ変える、国会議事堂の中を『廊下鳶』。こんな連中に血税の320億円配るのは、ドロボウに追銭だ。野球の松井が昨日引退を発表した、有終の美というが政治屋も引退の花道を考えぬとルーピーハトポッポのように立候補するにも支持者がいない、例え出馬しても当選は覚束無い、蛇(鳩)の生殺し状態となる。『船頭小唄』♪ おれは河原の 枯れすすき 同じお前も 枯れすすき・・・。 『枯葉』♪ 枯れ葉よ 絶え間なく 散りゆく 枯れ葉よ・・・。