キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

男の顔は 履歴書 である 

2012-12-25 20:00:07 | Weblog

民主党代表選で泣き虫海江田が法螺吹き馬渕に90対54で勝って代表になった。現執行部の連中は惨敗の責任を取って謹慎しろと言われて立候補出来ない。もっともお利口さんだから貧乏籤は引かない。小選挙区で敗れて比例復活のゾンビ海江田が『火中の栗を拾う』と男気を出した。”義を見てせざるは勇無きなり"だ。多数を占めるオコゼ輿石以下参院議員が海江田を担いだから勝利は決まっていた。レンホウに煽てられた筋肉マン馬渕もバーベルを上げるようにはいかなかった。真紀子が選挙後の閣議はお通夜みたいだったと表現していたが代表選びの両院議員総会も同じような雰囲気だった。『負けるが勝ち』などと言うが負けたらおしまいだ。あれだけ、おだをあげていた石コロ議員がきれいさっぱり消えたからやはり淋しい、ガラッパチ真紀子は負けて去ったので直紀が清き一票を入れていた。火が消えたようだとの表現がピッタリだ。こんなことで6ヶ月後の参院選で雪辱できるだろうか。政権復帰どころか、お粗末な3年3ヶ月が祟って回復は難しい、ますます人気がジリ貧になって日本維新の後塵を拝すことになるだろう。宮沢康造著『作家・文学史の旅』から大宅壮一の項では”・・・「茶の間の名評論家」といわれ、日本を代表する評論家のひとりとなった。なかでも、「恐妻」「駅弁大学」「一億総白痴化」など彼がつくり出した新語はおびただしく、大衆の議論に活力を与えた。大宅壮一の文学碑は、鎌倉市瑞泉寺の山門を入ったすぐ左、鐘楼の下にある。彼の愛したことばが自筆で刻まれている。世間ではこれを、『評論碑』と名づけている。碑面のことば、 男の顔は 履歴書 である 大宅壮一 ” どうだろう大宅が生きていたら今の民主党の体たらくを何と表現しただろう興味がある。かなり厳しい表現をしただろうか。それとも呆れて歯牙にもかけなかっただろうか。写真は同書からの引用である。