ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

タスマニア行:ホバート最高峰クナニ/マウントウェリントン

2024年02月20日 | オーストラリア:タスマニア

2023年3月のタスマニア初日


カフェの後はクルマで約30分

クナニ/マウントウェリントン
という山にやって来ました。


山頂はゴツゴツの岩で覆われ



標高1,271ⅿ。タスマニアの
州都ホバートでは最も高い山



州政府は2013年から先住民ア
ボリジナルの言語と英語での
名称併記政策を推進しており
クナニ/マウントウェリントン
が正式名称。地元では単にマ
ウンテン(山)やクナニが通称



標高は低くても緯度が高い地



冬は雪で覆われてスノボもで
きるというのは驚きでした。



同名のマウントウェリントン
はオークランドにもあり、こ
ちらは標高135mの火山🌋



英連邦ではどこでもウェリン
トン。1815年のワーテルロー
の戦いでナポレオン率いるフ
ランス軍を破った名将として
イギリス人がどれだけ自慢し
てもし足りない英雄(笑) NZ
は首都の地名ですからねぇ

ウェリントン公爵


岩ばかりの荒涼とした山頂で
ひと際目を引くのが2本の塔

ロケットのようなNTA塔


よくある鉄塔のWIN塔



いずれもラジオ・テレビの電
波塔で、元は2塔とも1960年
に建てられた鉄塔でした。し
かしNTA塔の前身PMG塔(高
さ104m)は風雪での損傷が激
しく1995年にコンクリート
で保護した現在の塔(高さ13
1m)に建て替えられました。


NTA塔の特異な外観に建て替
えは反対運動も起きたそう。


それ自体が絵になる展望台



レンガとガラスの組み合わせ



頂上までの道ピナクルロード
は1930年代の世界大恐慌の際
タスマニア版ニューディール
政策として、失業者救済と観
光誘致のために建設されたも
のでした。雪や暴風雨など過
酷な気候の中での危険な工事
は4年間続き、1937年に完成

(※開通を称える銘板)


道路開通前の1890年代の頂上
と20世紀初頭のピクニック



展望台内部と



外の眺め



息をのむような美しさです。



山頂までの深い森は絶好の
ハイキングやマウンテンバ
イクのコースだそうです。



やはりダニーデンに似てる



驚いたことにここにも、オル
ガンパイプスがありました

パイプオルガンのパイプのよ
うな円錐や角錐状の細長い岩


ダニーデン



タスマニア



ダニーデン



凍結と溶融の繰り返しと南極
からの暴風雨で独特の形状に
なり、ロッククライミングの
メッカにもなっているそう。



1965年に開通したタスマン橋

なんとも端正で古く美しい街


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タスマニア行:街歩きはハト小屋から

2024年02月19日 | オーストラリア:タスマニア

2023年3月の初タスマニア


NZから4時間弱の場所なので
初日からたっぷり時間がある
その分、早起きしましたが💦


さっそくクルマで街へ



検索していて一目で気に入った

カフェ、ピジョンホール


ハト小屋という名前がぴった
りな、小さくて奥まった店内



明るい窓際に席を見つけて、

まずはタスマニア初の1杯


まさに食べたいものがある



すべてがホームメイド🏡



非常に凝ったメニューです
ジェイミー・オリバーのレシ
ピとか熱心に探究してそう。

ニョッキもイタリア語だわ、
ペルシャ料理のシラジサラダ
だの頻繁に変わるようです。


ピミエントス・デ・パドロン
だなんて、なにかと思ったら
スペインのししとうでした


ここはウェストンファームと
いう農園を経営するウェスト
ン夫妻が自分たちの農作物を
紹介するためのカフェだそう

どうりで鮮度も種類もピカ一


店内の椅子も地元の手作り品
というこだわり方でその名も
ピジョンホールチェアだとか
ここまでこだわれたら素敵


近所にこんな店があったら、

ちょいちょい通うでしょう。


居心地も抜群で外テーブルで
はマンガを描いている人も。

何人もが隣に座り話していて
気軽な感じ。有名なのかも


到着早々、大アタリでした🎯


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タスマニア行:20世紀初頭からの風景

2024年02月17日 | オーストラリア:タスマニア

2023年3月の初タスマニア


宿泊したリッジス・ホバート
は19世紀末に障がい者支援施
設として建設され、見るから
に学校のような病院のような
で職業訓練も行われました。



レンガの建物がいくつもあり



この辺は後年の増築のよう。



部屋は非常に広々していて、

手前がリビングエリア


細長い廊下を抜けていくと



ベッドルームと



バスルーム



広い部屋の中央にバスルーム
を後付けして2間にしたのか

ベランダもあり居住性抜群


隣のフッティー(オーストラリ
アンフットボール)のグランド

ノースホバートオバール
楕円の球場はみんなオバール


AFL(オーストラリアンフット
ボールのプロリーグ)タスマニ
アデビルズ
のホームグランド



さすがプロリーグの本拠地



草1本生えていない見事な芝



ホテルが良く見え、ホテルか
らも試合が良く見えるのかな



ここは1844年にレンガ工場と
して開発され、その後1882年
までは女囚施設、移民施設、
障がい者施設として使われ、
1898年に今のホテルが視聴覚
言語障がい者施設として開設


1921年に球場として生まれ変
わりタスマニアのAFLの顔に



視界に優しいレンガと緑と空
タスマニアはずっとこんなで
20世紀初頭から変わらぬ風景


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タスマニア行:オーストラリア最南端の旅

2024年02月16日 | オーストラリア:タスマニア

2023年3月は初めてのオース
トラリアはタスマニア島へ

いつか行きたかった秘境の地


NZとタスマニアの間にはか
つて、直行便がありました。
しかし、私たちの移住後は経
由便のみで近くて遠い場所に

(※緑の上には雲ができがち)


それがコロナによる観光需要
の落ち込みでオーストラリア
政府がテコ入れを始めたせい
か20数年ぶりに直行便復活



「これはもう行くっきゃない」




かなり混み合うNZ航空で、
約4時間弱。ありがたい近さ

(※広大な農地と点在する家々)



(※ここでも雲は緑の上)


「ダニーデンみたい」が第一印象

オタゴ湾とオタゴ半島のよう



(※オタゴ湾とオタゴ半島)


レンタカー会社に来ました。

オーストラリアはクルマ
あると行動範囲が段ちです。


ガレージ内に貼ってあったポ
スターが古き良き時代を彷彿

ポスターから情報を得るなん
て、なんともノスタルジック


面白そうでも日程が合わず



「あれキミはカラス?」



そうでした

確かミナミガラスという日本
にはいない種類ではないかな


NZにはカラスがいないので、
珍しくて可愛く見えます
(👆根本的にトリ好きです)


こんな糸巻き杉の中でお食事

住める太さでもあるのかな


やって来たのは北ホバートの

リッジス・ホバート


学校のような病院のような

ここは1898年に開設された
視聴覚・言語障がい者支援の
施設で、歴史的建造物指定。
今は64室のブティックホテル


目の前はオーストラリアでは
フッティーと呼ばれる楕円の
ボールと円形球場を使うオー
ストラリアンフットボール場

かつては障がい者の運動場で
もあったのか。敷地が広いの
で駐車もしやすく、なんとも
いい宿を夫が見つけました。


念願のオーストラリア最南端
の旅の、始まり始まり~


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