移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ
2021年1月のサウスランドの
4日目。
ティワイポイントか
らインバーカーギル市内に戻
る時に前を走っていたクルマ
「クルマはスバルなのに、ナ
ンバープレートはスバウ」
2人で大笑いしながら自然に
「さらば~、スバウよ~」
と大合唱しちゃう昭和な夫婦
最後の夜の夕食
はちょっと
変わった場所を選びました。
アスコットパークホテル
市内では規模の大きいホテル
次回の下見も兼ねての訪問。
レストラン&バー、
エンバーズ
店名のエンバーは燃えさし
1月でも火が焚かれ、これが
またちょうどいいという気候
サウスランド再訪に乾杯🥂
基本バー飯でも野菜たっぷり
アスコットパーク競馬場の隣
で重賞レースがあるときは関
係者で混み合いそうですが、
この時は閑散としていて、静
かなひと時を過ごしました。
いよいよ最終5日目はまずココ
イーヘイズという老舗工具店
1932年創業で今年で90周年
目的はもちろん工具ではなく
コレです
NZが生んだ地味にして世界
最速の男、バート・マンロー
アンソニー・ホプキンス主演
でヒットした映画
「世界最速
のインディアン」の実在モデ
ルでインバーカーギルの人。
60代のちょいワルおやじが、
1000㏄以下のオートバイで
世界最速記録時速295.44km
を樹立するまでを描いた映画
樹立は1967年で、記録は今だ
に破られていないというから
驚き
バートは20代のときに1920年
製のアメリカ最古のバイクメ
ーカー、インディアンのスカ
ウトモデルに出会い、それを
40年の歳月をかけてインバー
カーギルの片隅で改造し続け
67歳でアメリカに乗り込み、
新記録を樹立したのです。
世界最速のインディアンと呼
ばれたマンロースペシャル
店内に本物が展示されていて
誰でも自由に観覧できます。
創業者がバートの支援者とな
り渡米の費用も負担した縁で
マンロースペシャルは創業一
族に譲渡され、店内で永久展
示されることになったそう。
ウェリントンの国立博物館テ
パパでレプリカを見ました。
ここで本物に出会えるとは
マンロースペシャルの公式最
速記録は時速308kmでした。
60代で花開くスピード狂の夢
インバーカーギルの誇りです。
店内には他にもバートの遺留
品などたくさんの展示があり
どれも大切にされているのが
わかり立ち寄ってよかった
最後の最後に寄ったのがイン
バーカーギル給水塔。こんな
に美しい給水塔があったとは
1889年完成、高さ31.5ⅿ
実用的な建物をここまで豪華
に壮麗に、まるで神が宿る教
会のように建てた古の栄華と
宗教心さえ感じる水への憧憬
貯水槽もこの規模この端整さ
や~っとこの日最初の1杯
ここは
ビルリチャードソン・
トランスポートワールドとい
う熱狂的なクラシックカーマ
ニア、ビル・リチャードソン
の私設交通博物館内のカフェ
グリル
300台以上が展示されている
そうでカフェも凝ってます。
ランプシェードもアメ車のナ
ンバープレートのリサイクル
テーブルのカトラリー入れは
かつてのウサギの缶詰の缶💦
地元産のカーギル印だそうで
骨付きだったそうです
最後の最後までチーズロール
楽しく発見の多かった、知られ
ざる街インバーカーギルとテア
ナウの夏休み、これにて終了
2021年1月のサウスランドの
4日目。NZ最南端の町
ブラフ
ブラフヒルから下ってくると
飼い猫のコロに似た白黒猫
キミがNZ最南端の猫かもね
道の脇の大きなプレハブは、
1年に1回1日だけ開催される
ブラフオイスターフェスティ
バルの会場になっていた場所
2018年に参加していました。
一大パーティー会場と化し、
オイスター&驚きの飲み会🍻
この時はチャーター便の日帰
りツアーで天気も悪く、会場
と周辺のみで過ごしました。
丸く大粒で肉厚。臭みのない
最高級品種ブラフオイスター
周辺には気候の厳しさもある
のか他では見ない荒れた家が
この倉庫はテナント募集中
唯一の大通りに人影はなく、
店舗の空室も目立ちました。
コロナで外国人観光客がいな
くなり立ち行かなくなったか
通りで営業していたのはガソ
リンスタンドぐらいでした。
目の前にはティワイポイント
から延びる長い桟橋に大型船
精錬所にオーストラリアから
アルミニウムの原料を運んで
来たところなのではないかな
桟橋は町の沖合にあります。
まるでゴルフのパターのよう
スターリング岬からもティワ
イポイントの煙突が良く見え
「行ってみよう」ということに
道路標識に沿って曲がると、
鉄塔が林立しているだけの道
真っ平らなアワルア平野の先
鉄塔を追って行けば精錬所に
通じるのがよくわかります。
アワルア湾を立派な橋で渡り
(※さっきまでいたブラフヒル)
到着したニュージーランド
アルミニウム製錬所(NZAS)
一般車両はここまでです。
メルマガにも書いたとおり、
ここは1971年にフィヨルドラ
ンド国立公園のマナポウリ湖
地下水力発電所の発電開始と
同時に操業を始めた、50年来
の国家プロジェクト
です。
精錬所はサウスランド経済の
10%に寄与しているそう。
精錬には多大な電力消費が不
可欠です。今でこそ水力発電
は
再生可能エネルギーともて
はやされていますが、要はNZ
政府が安価で安定した電力供
給を保証することで、民間の
外資企業を誘致したのです。
ティワイポイントだけで全国
の電力消費の実に13%に達し
ダウトフルサウンドへの途中
で見た
マナポウリ水力発電所
なしに精錬所は語れません。
現在も官民の駆け引きは続き
2020年に精錬所が電力価格を
理由の1つに操業停止を示唆
し、NZ政府が譲歩することで
2024年までの操業延長が決定
しかし、ティワイポイントが
半世紀の歴史に幕を閉じる日
は確実に近づいています。
宗谷岬のある稚内市に新たに
3,000人規模の企業を誘致する
ことがいかに難しいことか💦
国も、サウスランドも、地元
も、早急に新たな道の模索を
迫られています。一方で全国
の電力の13%が他に供給され
ることはNZにとって大きな強
味となる可能性があります。
この旅で発電の始まりから、
消費の最後までを見届けられ
たのはよかったと思います。
ティワイポイントが稼働して
いるうちにまた戻って来られ
るかどうか判りませんから。
2021年1月のサウスランドの
4日目。午後からはブラフへ
インバーカーギルからクルマ
で20分ほどのNZ最南端の町
最高級オイスターが有名で、
ブラフといえば最果てか蠣か
雨の駐車場でドヤ顔のカモメ
後の海は南極までなにもナシ
ここに来たのも
テアナウ同様
家族で来た2002年以来、19
年ぶり(夫と子どもは再訪済)
レストラン
や
ホテルができていてビックリ
ブラフといえばこの標識
ロンドンまで18,958km
ニューヨークまで15,008km
シドニーでも2,000km
姉妹都市熊谷市まで9,632km
なのに南極までは4,810km
最果て感が半端ないです
ここはスターリング岬といい
日本でいえば最北端の宗谷岬
友人からクリスマスプレゼン
ト
にカレンダーをもらい、
「このうちいくつ周れるかね」
と言っていたらまず1つクリア
1836年にこの地を訪れたイギ
リス人キャプテン・W・スタ
ーリングにちなんで名づけら
れました。スターリングは捕
鯨船などここに入港する船の
ための最初の水先人でした。
1865年には近くの島にNZ南
島最初の灯台が完成し航行す
る船の安全が向上しました。
ドッグ島というけれど、とて
も犬などいなさそうな場所。
灯台は後に増築され高くなり
高さ35mとなってNZ最高に
これはパイロットステーショ
ンと呼ばれる水先人の詰め所
1877年に木造小屋ができ1912
年に今の六角形の建物が完成
厳しい気候に耐えるコンクリ
ート製で、水先人はここから
旗やモールス信号で入港して
来る船を先導したそうです。
ここはブラフ港に出入りする
船の難所で何艘もの船が座礁
1913年に座礁したノルウェー
船籍オクタ。浸水のため自力
で緊急入港しようとして岩に
ぶつかり、その岩は今ではオ
クタ岩と呼ばれているそう。
周辺の磯には肉厚のいい出汁
がとれそうな昆布がたくさん
さぞや美味しいんでしょうね
(👆甲状腺ホルモン低めで海藻
が食べられなくてもそう思う)
海を見下ろす丘はブラフヒル
今は展望台ですが、ここにも
1907年に船の航行のために旗
が掲揚され警備員が常駐して
いましたが、見通しが悪いと
きは用を足さなかったそう💦
今は観光スポット
になり、
目の前にはティワイポイント
NZ唯一のアルミニウム精錬所
左には大型船が接岸するため
の長い長いティワイ専用桟橋
左は白砂の見事な砂浜ですが
強風で夏でも水が冷たそう。
ティワイポイントの規模にブ
ラフやインバーカーギルどこ
ろか、サウスランドにとって
の重要性を見る思いでした。
2021年1月のサウスランドの
4日目。
クイーンズパークを
出て街の中心からやや外れた
ニコルス・ガーデンカフェ
テアナウからインバーカーギ
ルに向かう道で偶然見かけて
洋館のような外観が気になり
ググってみたら食事
がまた
抜群に美味しそう
誰かのお宅にお邪魔したよう。
築100年ぐらいの建物では?
食事は見てのとおりで、ピン
ときた勘は大当たりでした
大きめなフィロ
シーフードチャウダー🦐
もちろんコーヒーも美味しい
このポッサムが可愛すぎ
日本語でベーカリー=パン屋
ですが、NZだともっと広く
ベーキングをする店(人)で、
オーブンで焼くものは全部
なのでスイーツの比重が高く
パンとケーキの両方な感じ🍰
『私たちはベーカー』
に誇りが感じられます。
町一番の自家製ベーキング
と入り口にありましたっけ。
ここはガーデンセンターに併
設されたカフェで外席もあり
猫
がいい仕事をしてるし、
カラフルな花もいっぱいです。
食後に南下してやって来た、
工事現場のような場所
デモリションワールド
解体で出た廃材の再利用や販
売をしているユニークな場所
便器が植木鉢になってたのか
ぜひよく見てみたかったのに
夏休みで休業中でした💦
(※FBがあったのに気づかず)
面白そうな場所
だったので
残念ですが、またいつか
2021年1月のサウスランドの
4日目。市民の憩いの場であ
り、観光名所でもあるらしい
クイーンズパークへ
1924年完成のフェルドウィッ
クゲートは整備中で通れず。
広大な公園は市の礎が築かれ
た1856年から計画されていた
公共事業でしたが、整備が進
んだのは比較的近年のよう。
市中心部の一等地に位置し面
積200エーカー。東京ドーム
17個分だそう。(←でも東京
ドームの大きさが判らない💦)
(※地図は
ウィキペディア)
小さいけれど見事なバラ園🌹
南端の短い夏に咲き誇るバラ
イギリス系のバラへの想いは
日本人のサクラ並みでは
造形的なフクシア。好きな花
アジサイを持つピーターパン
ティンカーベルもいます
クルマでも走れそうな幅広い
直線の遊歩道。正面は市民の
遺贈らしい見事なロタンダ
誰
もが楽しめ、寛げる場所
公園脇のサウスランドボーイ
ズハイスクール。数々の有名
ラグビー選手を生んだ高校🏫
広々とした芝のグランド
この泥付きの橋は何だろう
倒木がそのまま橋に
自然の景観を活かす
コスト負担が最小限
まぁ渡れりゃあいい
そのどれをも実現
ゴルフ場のようにキレイな芝
と思ったら、
本当に18ホールのゴルフ場
広大でよく判りませんでした
が園内にはゴルフ場、クリケ
ット場、植物園、野鳥園、博
物館等スポーツ文化施設多数
児童公園や水遊びの場所も。
鬱蒼と松が茂っていますがゴ
ルフボールが飛んでくるかも
と思うとちょっとコワい
趣のある石の色を活かした橋
カモがソーシャルディスタン
ス中でなかなかウケました
2021年1月のサウスランドの
3日目。
ビクトリアレールウ
ェイホテルの年配ホスト夫婦
は本当に気さくな2人でした。
チェックインの立ち話でいろ
いろな情報をインプットして
くれ、NZで最もリッチ
な
経営者として知られるグレ―
ム・ハート率いるランクグル
ープにまで話が及び、彼らの
木材事業がインバーカーギル
には大いに影響があるそう
とまれ、夕食のために外へ
さすが最南端。これで7時半
中心部の一大再開発に驚き
古い建物の多さにも驚いた
市制開始は1861年
しかし、何よりも驚いたのが
人とクルマの少なさでした
これで週末の土曜日です
危ない感じはしませんが、人
恋しくなるような人気のなさ
やって来たビエットキッチン
ベトナム料理のような中華
すべてが中間で微妙~な感じ
麺はフォーですが
トッピングは限りなく中華🥟
オークランドから来たと言う
スタッフがいて、「コロナで
仕事がなくなり友人を頼って
ここに来たけれど帰りたい」
と都会が懐かしそうでした。
この店はすでになく今はスリ
ランカ料理店になったよう
食後もまだこの明るさです。
ブラブラ歩きながらホテルへ
「ダメだ、絶対にムリ💦」
とブツブツ言っている夫
ここまで人もクルマもない町
には「住めない」と引越す予
定もないのに何度も言い、相
当ショックだったようです
静かな通りに忽然と現われる
小さいけれど豪華絢爛な建物
まるで宝石💎のような建物
エドワード朝ネオバロック
シビックシアターという劇場
でも建物には、タウンホール
(市議会堂)&シアターとあり
1906年に完成したときはイン
バーカーギル市議会堂(前面)
と劇場(後面)だったそうです。
幾度もの改装を経て今は劇場
となり座席数1,015席。人口
6万人弱の市で大規模な劇場
大きな教会。セントジョンズ
インバーカーギル。すでに転
居して再開発の最中でした。
インバーカーギル第一長老教会
地元産レンガで1915年に完成
NZ国内唯一のイタロビザンチ
ン様式教会で、北イタリアの
6~8世紀の教会を模したもの
鐘楼の高さは32ⅿで市の名所
大通りの交差点に建っていて
も、人っ子ひとりいません。
行きに見た中心部の再開発は
一大ショッピングセンターの
インバーカーギルセントラル
2022年オープンとありますが
2021年1月の段階でほぼ更地
でも今年7月に第1期分がオー
プンしたというからスゴい
コロナと未曾有の人手不足で
さぞ難航したことでしょう。
19世紀と21世紀が混在する知
られざる街インバーカーギル
2021年1月のサウスランドは
3日目からインバーカーギル
市内のホテルにチェックイン
ビクトリアレールウェイホテル
かなり大きな19世紀の壮麗な
建物で、全体が撮れない
今は11室。レストランも併設
(※写真はHPより)
中央の尖塔の塗装工事中で
足場が組まれていました。
ホテルは1896年にインバー
カーギル駅前に35室のレー
ルウェイホテルとして完成
(※写真はHPより)
なので1896年。字体も模様
もアールヌーボーで時代感
1907年に片側だけ3階建ての
大がかりな増築が行われて、
現在の左右非対称な外観に。
2002年にビクトリアレール
ウェイホテルに改名されて
2004年に8ヵ月を費やし一大
改装が行われて、リオープン
クラシックな外観と比べて内
装はいたってシンプルです。
最初からベッドが2つある
部屋にあったバラの絵はナゼ
かマネー&インベストメント
細かい字は株価じゃないかな
HPによれば、翌月2月には塗
装が終了して足場が外され、
10月までは
フェイスブックの
更新があったのに、現在はコ
ロナで臨時休業中のよう💦
未曾有の人手不足も関係して
いるのか?宿泊できた1年半
前より状況が厳しくなってい
るのかと思うと、お気の毒。
2021年1月のサウスランドの
3日目。
ダウトフルサウンド
観光だけを目的にした宿泊
だったので、この日はインバ
ーカーギルに向かいました。
カモメの遊び場だったヘリポ
ートにヘリが停まっていて、
トレッキングに行く人たちが
荷物と乗り込んでいきます。
水上に待機するシープレーン
国内観光客だけでも観光業が
少しずつ回り始めているのを
実感できて嬉しく思います。
サポートローカル(地元経済)
サポートルーラル(地方経済)
自分たちもその一助になれれ
ば、ここでの夏休みは大正解
人口3,000人未満のテアナウ
に映画館があるだけで感動
フィヨルドランドシネマ
最後に給油しようとしたら
ガソリンスタンド⛽の裏が
アルパカ牧場
いつも思う「動くぬいぐるみ」
毛刈りの直後だったようで、
セーターを着ているように見
えたり、虎刈り
だったり。
毛がなくなって寒いのか
ずっと座っていた1頭
テアナウからインバーカーギ
ルまでは約2時間
ほとんど
が草原のような牧場のような
だだっ広い場所を行きます。
ナゼか途中からナビが稼働
ナニかを指してくれるものの
肝心のグーグルマップがない
ずっとこんな道なんですけど
なにもない中でもキラリ
と
光った絶景ポイント
ちゃんとこんな標識もある
なんともサウスランドらしい
アルプスと平原。北島にはな
い、まるで外国のような景色
インバーカーギル市内に入る
直前に西に折れ、小1時間
やって来た海辺の村オレプキ
オレプキビーチカフェ
ここに来てみたかった
NZ南端の短い夏とはいえ暑い
イヌも長距離ドライブ疲れ
ランチが来るまで爆睡です💤
まずは冷えたビールとワイン
そしてカレイの丸焼き
私はこの看板メニュー狙い
こんなカフェ飯初めてです
夫は旅先の定番バーガーで。
ハンドカットのポテトウェッ
ジも絶品。揚げ物はスルーの
私も残さず食べた美味しさ
市内から週末に来るには最高
のロケーションではないかな
食後はその先のビーチに移動
丸石がゴロゴロしている海岸
ここはジェムストーンビーチ
ジェム(宝)+ストーン(石)で
直訳すれば宝石ビーチですが
まぁ天然石ビーチぐらいか
アクセサリー作りを趣味にし
ていてぜひ来てみたかった
「ハンバーガーだぁ🍔」
と夫が喜んでいた石(笑)
マオリの2人組はグリーンジ
ェイドだけを探していそう
探し方が独特で他の人と違い
なんかこうプロっぽい感じ
オレプキ沖のモンキー島
この辺は公共の場でキャンプ
ができる
フリーダムキャンプ
場になっていてこんなバスも
Done the hard yards!
(※
がっつり働いた)
リタイアしてバスを改造した
キャンピングカーで悠々自適
の生活をしているようです。
お疲れさまでした~
おみやげのハンバーガー石🍔
2021年1月のサウスランド
テアナウには過去2回、移住
前の1993年と2002年に来て
いました。いずれも世界遺産
フィヨルドランド国立公園内
の最も有名なフィヨルド、ミ
ルフォードサウンドに行くた
めに、前泊したものでした。
(※ミルフォードサウンド)
1回目は子どももおらず夫婦
2人で、2回目は移住を視野
に下見がてらの観光でした。
(※2002年のおふたりさん)
1回目は旅のハイライトのフ
ィヨルド観光よりも、なぜか
テアナウの印象が深く残り、
メルマガにもしていました
私的21世紀の暮らし方
シンガポール在住だった19
93年の初NZ旅行の段階で、
私たちはNZ移住の「い」の
字も考えていませんでした。
自然の美しさは想像以上でし
たが、人の少なさが寂しそう
で、上り龍🐉の勢いだったア
ジアに魅了されていました。
(※変わらぬ美しさ)
それでも宿泊したモーテルの
ラジオから流れてきたビート
ルズナンバーを聴きながら、
静かで、穏やかな時間を「悪
くない」と思っていました。
移住を心に決めた後になり、
「NZ生活の原風景の一つがそ
こにあったような気がする」
と、9年前のテアナウのひと
ときを振り返っています。
移住の夢を果たし国籍まで取
得して、原風景の中に佇む。
今回の旅で楽しみにしていた
ことのひとつでした。果たし
て自分はなにを感じるのか。
一言でいえば安堵感でした。
もうどこにも行かなくていい
ここでずっと、他のキウイと
同じように生きていけばいい
(※テアナウボートクラブ)
という満ち足りた気持ちに包
まれ、帰らなくてもいい終わ
りのない旅、まさに人生を味
わっている、と感じました。
水と緑の心から愛する国NZ
公園では野外映画の上映中
「カンフーパンダ」でした🐼
座っていると肌寒いぐらい。
サウスランドの夏は短い
2021年1月のサウスランドの
2日目。
ダウトフルサウンド
観光を終えてテアナウに戻り
まずはハッピーアワー🍻
ムースというパブでした。
子どもが走り回っているのが
夏休みであり、NZであり。
子ども同伴で普通に飲める国
夕食は思い出の中華料理店🥢
ミンガーデン
移住前2002年に家族で来た店
19年経って今や夫婦2人で
今でも同じ経営者なのかな?
サンラータン
エビがパリパリ
夏らしくナスで🍆
家族で来た時は中国正月の書
き入れ時で、店はアジア人で
激混み。チャーハンが出てく
るまでに45分以上かかり、食
事が揃ったのは1時間以上。
お腹が空いて次男が涙ぐみ
思い出のレストランに決定
子どもたちが子どもだった頃
(※長男8歳、次男5歳の直前)
1回怒れば1歳老けて
1回笑えば1歳若返る
ここは人気店のようで、予約
なしでは入れなそうでした。
レッドクリフカフェ
2回の朝食はいずれもココで
サンドフライカフェ
刺されたら猛烈に痒いらしい
サンドフライという名なんて
(👆移住18年目で未デビュー)
と思いましたが、連日大盛況
特に外席が人気で、店内の方
が席が見つけやすかったかも
せっかくなのでサウスランド
ご当地サンド、チーズロール
忙しい店なので温めサービス
はなく、ラップをとって生で
しっかりパンが巻かれてる
2日目の夫はベーグルで。
この寄り方に思わず笑顔(笑)
私はやっぱりチーズロール🧀
見事にパンがくっついてる
地元民と観光客でごった返す
「早い、うまい、安い」の店
2021年1月のサウスランドの
夏休み2日目は旅のハイライ
ト、ダウトフルサウンド観光
サウンドというと音楽ですが
入り江という意味もあり、日
本語ならダウトフル海峡か。
ダウトフルサウンド・ワイル
ダーネス・クルーズという計
7時間、船上3時間という最も
定番のツアーに乗りました。
ダウトフルサウンドを秘境な
らしめているのが、このアク
セスの悪さと言われます(笑)
ミルフォードサウンドには行
ったことがあっても、ダウト
フルサウンドはない、という
のはそのためらしく、私たち
もまったくそのクチでした。
天気は上々でまずクルマでマ
ナポウリ湖まで行きました。
ここで最初のクルーズ船に乗
り込んで、湖を渡ります🚢
1年に200日雨が降る場所で
この天気はラッキーでした。
世界遺産の人工的なものがな
い場所でやたら目立つ送電線
ここにマナポウリ水力発電所
があるためで、そこで船を降
りてバスに乗り換えました。
高台から見た発電所。NZ最大
の水力発電所で地下200mの
地下発電所。1971年操業開始
NZ観光の宣伝によく出てくる
絶景のウィルモットパス
(※来てみて初めて判った
)
航行するボートが絵になる
山越えを終え再びクルーズ船
でダウトフルサウンド観光へ
川のような入りくんだ水路を
抜けて、海へと向かいます。
夏休み中で家族連れが大勢
この時は子どもが無料でした。
複雑な入り江もあれば島もあ
り、ガイドの説明にみんなで
キョロキョロ。流れの中央に
小島があり風水が良さそう。
外海からの潮の流れを穏やか
にしていそうな、位置関係。
小さな岩島がいくつもあり、
えっ
NZオットセイ
オットセイはオスがテリトリ
ーを持ち、複数のメスと群れ
を形成するので大所帯です。
赤ちゃんはロン毛なんだ~
ペンギンみたい🐧
親子かな。元気に育って
NZオットセイはオーストラ
リアの
カンガルー島でも遭遇
タスマン海。この先オースト
ラリアまで何もありません。
夫が水平線を目に焼き付けつ
つ、オーストラリア再上陸の
日が早々に来るよう願掛け🤞
往路は海へ海へと目が向き、
帰路は陸地に目が向きます。
フィヨルドの醍醐味は帰路
絶壁を一直線に落ちて来る滝
この高さ、水量、水しぶき
こんな滝がいくつもあるので
しょうがここは近くまで行け
高さや迫力を堪能しました。
幾重にも連なる切り立つ岩肌
水路がどこまであるのか簡単
には見極められない複雑さ。
同じ観光会社が運行する船中
泊の
オーバーナイトクルーズ
船。帆を上げてたらさらに美
しく、絵になったでしょう。
いつか乗ってみる
戻ってきた船着き場は緑に隠
れるよう自然に最小限の負担
背後の発電所。ここは後に訪
ねたティワイポイント・アル
ミニウム精錬所への電力供給
を主として建設されました。
ティワイポイントだけで全国
の電力消費の実に13%に達し
サウスランド経済の10%に相
当するそうで詳しくは
コチラ
バス、船と乗り継いで7時間
の1日観光を無事終えました。
2021年1月のサウスランドの
夏休み初日は、
テアナウ泊。
夏のNZ南端近くとなれば、北
島のオークランドより一段と
日が長いのが実感できます。
猫の額ほどの中心部を一周り
閉店か休業している店が目立
つ、地元人口だけでは支えき
れない地方経済の厳しい現実
(※飛べない鳥タカへ)
また世界中から大きなリュッ
クを背負ったバックパッカー
が大勢戻る日が来ることを
ユースホステルも青息吐息
みやげ屋にポツンとあった
50%オフの眉毛付きキウイ
こういう店も中国人が来ない
ことにはお手上げでしょう。
開いているレストランが限ら
れるので、どこもかなり盛況
空いているようでも予約席
席が確保できたココで夕食に
リストランテ・ピッツェリア・パラディソ・ダトニ
多分、移民がやっている店
NZ南端に天国を見たのか
ともあれコロナ禍の中でもこ
こまで来れたことに、乾杯🥂
地方の飲食業こそ移民が踏ん
張っていることが多く、地元
民にも愛されていそうです。
観光客にもありがたいし~
甘党夫はジェラートまで。
コーヒーで〆て、いい夕食に
最初から最後まで満席状態
このアルファロメオは現役
翌日走っているのを見ました。
オーナーの愛車なんでしょう。
めちゃくちゃ目立ちました
2021年1月の
サウスランドの
夏休み。レンタカーは日本車
表示が日本語表記なので次の
人のために英語表記にしてあ
げようと思っても途中で日本
語に戻ってしまう初期設定
(※「言語切替」とあっても
)
エンジンをかけるたび「ナン
トカカードが挿入されていま
せん」としゃべるし、日本の
中古車に乗るキウイの悩み💦
いろいろ試したものの、けっ
きょくこのまま出発~(笑)
南端のインバーカーギルを出
て北上して向かった場所は、
テアナウ
世界遺産のフィヨルドランド
国立公園の観光拠点となる町
私たちは1993年と2002年の
2回、ここに来ていました。
宿泊はミレニアム系の
キング
スゲートホテル・テアナウ
部屋の流木の写真がステキ
窓からテアナウ湖が見える
すぐに湖畔に向かいました。
NZ南西部を占める広大な大
自然の宝庫フィヨルドランド
は氷河の浸食によって長い長
い年月をかけて形成された地
形に海水が入り込んだ場所。
現在の形は1万年前の氷河期
末の姿とか。氷河期が終わり
浸食も終わったのでしょう。
複雑で独特の地形が無二の景
観を生み、世界中から観光客
を惹きつけてきましたが、コ
ロナ禍では国内観光客のみ。
この機会に行っておこう
とサウスランドの夏休み決定
フィヨルドランドは年間平均
200日雨が降ることで知られ
これはタスマン海からの強風
が山肌に当たって雲を形成し
雨を降らせるためだそうで、
山越えしてテアナウ湖に吹く
のはいわば空っ風なんだとか
天気もよく、穏やかな湖面
地形が険しいので観光手段も
多彩なのが南島観光らしい
コロナで大打撃だったはずで
業務の回復を祈るばかり
ヘリポートにはヘリではなく
カモメの遊び場に
19年ぶりに訪れたせいか、
過去2回どこに泊まったのか
その宿が今もあるのかさえ判
らず、湖畔に新しい建物があ
るということは消えていった
建物も相応にあるのでしょう。
このマイペースなブログもと
うとう2021年に入りました
新年あけましておめでとう
と、自分に言ってみるとか。
2021年もコロナ禍が続き海
外旅行はムリでも、国内線に
は乗ろう
というところまで
状況も自分たちの気持ちも回
復してきていました。その後
にデルタ株、さらにオミクロ
ン株が世を席巻するなど考え
つきもしなかった、集団感染
と集団感染の間の束の間の頃
2021年1月の最初の旅は夏休
みを兼ねて、南島の南端サウ
スランドに行っていました。
飛行機に乗るのはコロナ直前
の
2020年1~2月の日本以来
ほぼ1年ぶりの空港でした。
NZ航空の国内線ラウンジは
大幅に刷新され座席数が増加
遊び心の演出よりビジネス需
要に最大限応えるような改装
トレンドや需要の取り込みに
長けた企業だといつも思う。
ラウンジでの朝の1杯
到着したのはサウスランドの
最大都市インバーカーギル。
小さくてもすべてが新しい
オークランドからの直行便は
2019年に就航し、コロナ後も
飛び続けて、すっかり定着。
海外に行けないキウイたちが
国内をくまなく周る中で、遠
方への需要も根強かったとみ
え、搭乗した便も夏休み中と
いうこともあり満席でした。
さらに小型機に乗り換えて、
秘境スチュワート島に向かう
人たちも、かなりいたよう。
この空港は2018年に1度、日
帰りチャーター機で
ブラフオ
イスターフェスティバルとい
う地元名産オイスターの催し
に来て降り立っていました。
あの時は1機満席の団体旅行
今回はのんびりと個人旅行
空港の外れのかまぼこ兵舎が
珍しくて思わずパチリ📸(笑)
レンタカーをピックアップし
て調べておいたカフェに直行
ん
雑草のように生えているのは
アーティチョーク
大好物でも生えているところ
を見たのは、初めてでした
食用のつぼみを放置しておけ
ば、こんなにも大きくなる
これももちろん見たのはお初
和名のチョウセンアザミのと
おり鮮やかなアザミ色です。
硬く枯れたがくとの対比がな
んと美しく柔らかいネオン色
バッチカフェ
オフィス街にある広々とした
カフェでグリーンもふんだん
フェイクでないのはさすが
サウスランドご当地メニュー
チーズロールがある
「サザン寿司」という別名も
(👆NZでは寿司=巻き寿司)
でも頼んでいたのはラップと
フィロ。
これから長距離ドライブなの
でしっかり食べておきたく
活気あるいいカフェでした。
店の外には「ご自由にどうぞ」
アーティチョークも