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 母と私が英語が好きになった理由^^

2017-04-16 08:38:38 | 海外&外国のこと

私が英語が好きになったのは、本当にちょっとした出来事で、
中学一年生の時、英語の授業でアルファベットを書いていたら、
その時の英語の飯塚先生(だったと思います…^^?)が、
私の机の横を通った時にローマ字帳を見て、
「素敵な r (実際は小文字の筆記体)!みなさん~、こんなにきれいに r が書けているわよ!」
「みなさんも真似て上手に書いてみて!」

何人かがノートを覗きこみ感心してくれて…
初めて書いた r を褒められ、スゴく高揚しイイ気分になりました。

単純ですが、そんな何気ないシーンのお陰で英語が大好きになりました!
きっかけって大事ですよね!?

今まで私の母の勘違いカタカナ英語など書いたりしました!
ハンザプラストで香港に行った!は完全なる勘違いですが^^

本当に横文字や和製カタカナ英語をよく使います!
あれ?こんな単語知っているんだ?と思うこともしばしば…(上から目線でゴメンなさい^^)

何日か前のブログで書きましたが、ダブルブッキングを勘違いで使っていたので、
正したところ、小さい時の英語(ローマ字)との出会いを教えてくれました!

母は、千葉県の銚子に近い旭市で産まれ育ちました。
母の父(私の祖父)のいとこが、田舎の母たちの家に居候していた時の話しです。

祖父のいとこ家族は東京に住んでいましたが、
終戦後に住まいがなく路頭に迷って訪ねてきたそうです。
母の兄姉妹と祖父母と曾祖母の住む大家族の田舎の家に!

終戦後の何もない大変な時に、祖母や曾祖母の反対を押し切り、
困っている者を門前払いすることなど出来ないと、お人よしの祖父が、
二人の息子と奥さんの一家4人に、間貸ししてあげたそうです。

その4人家族は、慣れない千葉の田舎で、肩身の狭い思いをしながら、
子供の母から見てもモダンな東京育ちの奥さんがお料理をしてくれ、
変な色のドロドロの液体がかかったご飯を、恐る恐る食べたそうです。
それは母にとって初めてのカレーでした

息子は兄弟ともに慶応ボーイで、母の住む千葉の田舎にはいないような都会のお兄さん!
幼少の母に、なぜかローマ字を丁寧に教えてくれたそうです。

母は褒めてもらおうと、初めて見る字の形を一生懸命書いて、覚えて…
それから横文字(英語)が好きになったと言っていました。

初めて書いたローマ字がきっかけなんて、私と同じでビックリしました

もしかしたら、東京育ちのモダンな大学生兄弟に出会い、
小さいながらに淡い恋心を抱いていたのかも知れません

残念なことに、千葉の家を出た直後にどちらかが病で若くして亡くなってしまったそうですが、
その兄弟は、かたやまえいいちろう、こうじろう という名だったと、
70年以上も前のことを鮮明に記憶していました。(記憶が正しければ、ですけど

私が学生時代に語学留学をしたいと言った時も、
父は大反対だったようですが、母の応援のお陰で行かせてもらうことができました🛬

短期でしたがアメリカ サンフランシスコ郊外でのホームスティを思い出します。
ホームステイさせていただいたミラー家

プールやジャグジーもあり、美男美女のご夫婦と2歳半の男の子と、

ウィニーというどんなに洗っても臭い犬がいました

Lombard St

ピクニックで行ったくねくね道で有名なロンバードストリート!ど真ん中にいます^^

ご兄弟のどちらかは今だと90~95歳くらいでしょうか!?
長年にわたり母に横文字好きの影響を与えてくれた兄弟のお話が聞けて、
心がほっこりした、春の一日でした


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