2019年12月 1日
毎年購入している果樹園から柚子が到着しました。
天候不順のせいで出来が遅れたようでいつもの年より若干遅い到着です。
箱を開けると新鮮な柚子の香りが部屋に拡がるようで、年末を飾る我が家の恒例行事のようになっています。
柚子を箱から取り出し、軽く水洗いをしてから柚子の皮をむいていきます。この作業が結構大変なんですよねぇ。
比較的綺麗な皮を料理用に別に取っておきます。鍋料理や漬物、ちょっとした彩に重宝します。
皮は結構細かく細切りにして、切り終わったら重量を計っておきます。今日は約900g。ちょっと少ないかなぁ~~~。
鍋に水を入れ沸騰したら柚子の皮を入れて茹でていきます。茹で上がったら湯を捨て再度水を入れて茹でて行きます。
「煮こぼし」ですね。これを3度繰り返します。
「煮こぼし」をしている間に柚子の実を絞り、ジュースと種を別々に取り出します。
「煮こぼし」の終わった鍋にジュースとガーゼに包んだ種を入れ圧力かけます。種に含まれるペクチンが抽出されていきます。
圧力をかけて3分。圧力弁が下がり蓋が取れたらグラニュー糖を入れます。今回は川の重量の80%くらい。
約750g・・・結構グラニュー糖は使いますねぇ。でもこれが長持ちの秘訣の一つなんです。
そのまましばらく煮込んでいきます。糖分が柚子となじむように・・・・・。
その間にジャムを入れる容器の煮沸です。
煮沸消毒した瓶に出来上がったジャムを入れ、蓋をして煮沸に使用した湯の中に逆さまに浸し、中の空気を熱湯消毒して完成です。
今はさらさらとした感触ですが、冷えるとペクチンの効果でジャムらしくなります。