2021年10月04日
ようやく秋らしい陽気になってきました。昨日、今日と良い日差しに恵まれました。
秋の味覚と言えばやはり『栗』でしょうね。
岐阜県中津川市に川上屋という和菓子店があり、そこで売られている「栗きんとん」は今までイメージしていた物とはまるで違ったものでした。
通常はクリの甘煮を甘い栗ペーストやさつま芋のペーストで包んだものですが、こちらの「栗きんとん」は栗ペーストに砂糖を加え、茶金包みに仕上げ栗の実の形に整えたものです。
栗の旨味が程よく調和した品の良い和菓子ですよ。
そんな「栗きんとん」を見よう見まねで作ってみました。
良く洗った栗を圧力鍋で炊き上げます。
蒸気が上がって5分ほど炊きました。
茹で上がった栗を二つに割りスプーンで中身を取り出します。
上白糖を加え弱火でゆっくり火を通していきます。
砂糖が溶けしっとりとしたペースト状になります。
少し栗の実が残る方が食感としては良いかもしれませんね。
ラップの上にとりわけ茶金包みにしていきます。
このまま冷蔵庫で冷やしていきます。
冷やすことでペーストが固まり栗の実のように見えてきますね。
ラッピング・タイで閉じて完成です。
小振りの栗のように美味しく出来上がりました。