その後のスズメバチの被害とその対策の話題です。
9/21、車庫前のキャンベルをほとんど収穫しました。ブドウの甘い香りがなくなり、集まってきたスズメバチは他のブドウ棚に散らばったためか、心なしか数が減ったようです。しかし、今度はトラップの方の香りが強く感じてか、トラップでの捕獲数が多くなりました。残ったキャンベルをナイヤガラが完熟するまでキープするためには、スズメバチに食べられないようにしなければなりません。そのためにー
堆肥置き場前のキャンベル~まだ未熟ですが、ここにもー。
(1) ペットボトルトラップ(捕虫器)のこと
現在、スズメバチ防除のために、手作りのペットボトルトラップ(捕虫器)が5つセットしてあります。このトラップ作りは簡便で、なかなかのスグレモノです。一度ペットボトルに入ったスズメバチはほとんど脱出不可能です。しかし、やってきたスズメバチが必ず入るとは限りません。ブドウの香りの方が強いこともありますのでー。捕獲したスズメバチは、9月に入って激増していました。もし今までの対策=捕獲しなければ、ブドウの周囲にはすごい数のスズメバチが押し寄せ、群がっていたことでしょう。
働きモノのトラップたち
スズメバチの集まるところにー。
(2) 捕虫網での捕獲のこと
スズメバチの駆除のために、捕虫網でも捕獲しています。スズメバチを観察していると、その習性の一部がわかります。スズメバチは、お気に入りのブドウに手(口か!)を付けると、別な仲間が来てもそのブドウの所に来ます。そのブドウをマークして置いて、時折庭に出てスズメバチが来ているとわかると、捕虫網を下から入れ軽いショックを与えます。すると、スズメバチは、真下=網の中に落ちるように飛ぶのでそれを素早く捕獲します。しかし、人力で捕獲するには限度があります。それでも結構捕ってきました。~少し、残酷な雰囲気になったのでこの話は、ここまでに。
この房は、捕虫網で捕るのにいい場所になっています。
それでも、スズメバチがセッセとやってくるので、
袋掛けすることにー
結局は、効率のいい方法と考えられる袋掛けをすることにしました。果実の袋掛けは、桃の栽培でやっていますが、ブドウの袋掛けははじめてです。どのような袋がいいのか、また袋の掛け方などをyoutubeをみて調べました。その結果、まずは通販でキャンベル用の100枚セットを購入することにしました。
ブドウの袋掛けは、房の上に隙間のないものがあるので、固定するのが面倒な場合があります。また、ブドウの中には大き過ぎて、今回取り寄せた袋では入らないものもあります。まあ、スズメバチの集まる様子をみて順次袋掛けしていくことにしました。
彼らの次のターゲットは、このキャンベルか⁉と。
9/22、熟したブドウで袋掛けしたものはスズメバチの被害はなくなりましたが、袋掛けしていないブドウについてはトラップと捕虫網での捕獲が続いています。これは、”最後のブドウ”を収穫するときまで続きそうです。そして、来年になると、また同じことが繰り返されることが十分予測できます。何か他のいい方法がないものか⁉、youtubeやnetをみて只今模索中です。